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Twany Nioi Sakura / トワニー・にほひ桜


<香 調> パウダリースイートムスキー
<仕 様> レディース
<容 量> 9ml
<濃 度> P

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不明
ミドル
ラスト



肌は体とつながっている、と「生体のリズム」から商品作りをしているカネボウのハウスブランドトワニーです。もちろんブランド名は「永遠に」という日本語から生まれたもの。2001年発売。2011年には桜華という香りを15周年記念ということで手がけていますが、こちらはブランドの5周年を祝って作られたのでしょうか。残念ながらパルファムは廃番となってしまったのか、そもそも限定発売だったのか現在の流通はありませんが、EdTは現在でも発売しているようです。また、ボディパウダーやシャワージェルも残っていますね。


 


芳香性の桜10種を選び、その芳香成分を分析して作られたこちらの香りは、日本人が作った日本人のための桜の香りです。生花の桜の香り自体があまりメジャーではないのですが、こちらはとにかくパウダリーでムスクが強い桜の香り。いわゆるタルカムパウダーに桜のニュアンスを加えたという「和」を感じさせてくれる香りで、一言で言うと「穏やか」ですね。僅かですが桜らしい香りの部分も散りばめられており、ゆっくりゆっくりと肌の上で開いていくのですが、軸はスイートパウダリームスク(+モス)ですから存分な桜らしさを期待すると少し違ってしまいます。こちらは飽くまでも日本人好みに合わせた桜石鹸なのです。石鹸の残り香は日本人の好きな香りですからね。

 



全体的にとても日本人好みで柔らかなムスクが素敵なのですが、1点だけ残念な点があります。それは箱の中でフラコンボトルを支えているプラステッィクの受け皿です。安いお菓子でも入ってそうなこの受け皿はなんとかならなかったのでしょうか。1万円のパルファムなのですから・・・。

(06/02/2012)

 


 

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