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Scent of Soul 01 / 魂の香り-01


<仕 様> ユニセックス 
<容 量> 各5.5ml
<濃 度> EDP



1■Muschio di Quercia(Oak Moss) 〜The perfume of Tarzan〜

オークモス、サンダルウッド、ベチバーなど

ターザン(男性)をイメージした力強い香りで、とてもクラシカルな香りです。オークモスがメインとなっているのですが、オークモスには心を落ち着かせる作用があるため、仕事中に使用すると効率よく仕事が出来るそうです。この香りは手の甲に付けて動く度に香る様子を楽しむのだそうです。それはフランス宮廷の伝統である、香り高い皮手袋を思わせるようだ、と。シプレー系の香水の中に潜むオークモス独特の香りを、すっきりと柔らかく心地よい香りにしており、メンズの香水を使用している女性に人気の香りです。この香水の中で使用されているベチバーは、天然香料として抽出されたベチバーから化学変化を得て得られるベチバーアセテートを使用しています。



2■Notte Africana(African Night) 〜The anti-stress perfume〜

ローズウッド、イランイラン、ローズ、グレープフルーツ、ハイビスカス、ホワイトムスクなど

この香りを身につけることにより、ストレスを減らし、思うように仕事が続けられるように・・・という意味を込め、アンチストレスエッセンスであるローズウッド、イランイラン、ローズを中心に、活力の源となるグレープフルーツを組み込みました。そこに、ハイビスカスと植物由来のホワイトムスクを加え、香りの持続性を高めています。
ローズウッドを基調としたすっきりとした香りで、品のある落ち着く香りとなっています。アフリカの夜というタイトルではありますが、就寝時に使用するのではなく、昼間の使用がおススメです。アフリカの夜は音楽とフルーティーな香りで満ちています。生命、ダンス、喜び等を感じてリラックスしている状態を再現した香りなのです。ミドル以降からローズの香りが広がり、少し華やかさが出てきます。



3■Legno di Nave(Sea Wood) 〜The perfume of Freedom〜

シナモン、クローヴ、ジンジャー、ベチバー、アンバーグリス

スパイス貿易が盛んであった頃のスパイスを沢山積んだ貿易船をイメージしています。船を自分自身に例えると、積み込んだ荷は自分自身が背負っている義務や責任等となります。荷をスムーズに運ぶには、全てが安定していなくてはなりません。帆は心、風力は様々なアイデアを生み出す力、そして船体は身体・・・。この全体のバランスをうまくまとめる「調和」の香りなのです。冒険的で順応主義を嫌う人々のための香水だそうです。木造帆船や遠洋の島で採取されるスパイス類を積み込んだ古い船の貯蔵室をイメージした香りで、スパイスがきりりと香り、スパイスの奥に微量のアンバーグリスが絶妙なブレンドで香りだします。ウッディも強く、全体的にとても穏やかな香りとなっています。
帆船の舳先のように、目前の状況に対応するエネルギーを与えてくれる香りだそうです。


4■Acqua Santa(Holy Water) 〜The perfume of inner peace〜

サンダルウッド、フランキンセンス、ローズ、オレンジブロッサムなど

東洋、西洋で儀式として使用されている聖なる香料を使用した「内なる平和」の香り。怒り、不安等を鎮め、インスピレーション豊かに心を広げるその手助けをするよう働きかけるのです。胸に着けることで香りは天上に立ち上るお香のように、鼻孔に届きます。天使に祈りを捧げるような穏やかな気持ちになるよう、オレンジブロッサム等のリラックス、鎮静効果のある精油を使用し、その香りがひと段落するとサンダルウッドとローズがフランキンセンスとともに香りだします。すっきりとしたウッディとスモーキーな香りで、パウダリーさは強くありません。
天使から真のインスピレーションを得る芸術家の創作活動においても、その効果を発揮するでしょう・・・だそうです。


5■Fiore della Notte(Night Blossom) 〜The perfume of night〜

チュベローズなど

チュベローズはインドネシアの夜の女王と呼ばれ、人々を魅了している花です。その官能的な香りは身体の中心に位置する「気」を刺激し、エネルギーを与えるのです。美しい花の調べがシンフォニーとなり、陶酔感を誘います。とても希少価値の高い花精油なのですが、香り自体は生花と似ていません。草を踏みしだいた時の香りと、湿ったコケの香りも含め、非常に渋いシプレーに近い香りとなっています。デイタイム用というよりも夜に相応しい香りだと思います。


「注意:オフィスでの使用は避けること。エンドルフィンを分泌させる等の効果により、周囲の人々に攻撃的な身体反応を起こさせることもあります。」

だそうです(^^;


6■Te delle Isole(Tea of the Island) 〜The blue ribbon's perfume〜

シナモン、グレープフルーツ、クローヴなど

付けた瞬間から活力の沸いてくるような身体が喜ぶ香り。島々のお茶というタイトルですが、スパイスの効いたチャイなどのスパイスティーとケーキ、温めたワインなどが香るクリスマスの記憶を再現しています。家庭にありそうなフルーツとスパイスで構成されていますので、スパイス系を揃えて料理をされる方、ハーブティーを飲まれる方には馴染み深い香りなのではないでしょうか。印象としては、グレープフルーツの効いたチャイという感じです。


7■Banbini(Children) 〜Perfume for the inner Child〜


タンジェリン、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ネロリなど

誰もが持っている自分の中の子どもっぽい部分、そこに働きかける香りです。いつも時代も子どもはシトラスフルーツが大好きです。ジュースだったり、お菓子だったり、アイスクリームにケーキ。感情の起伏が激しい子どもが本能的に落ち着くシトラスの香りを沢山詰め込みました。アロマテラピーでも一般的によく使用されている香りです。思わず笑みがこぼれる自分の中の子ども心が喜ぶ香りで、すっきりとした甘みの少ないシトラスコロンとなっています。ジューシーさよりもクールで、苦味もあります。物事を深く考えすぎてしまう方の気持ちをほぐしてくれます。



8■Arabia(Arabia) 〜The sufi perfume〜

シナモン、ナツメグ、カルダモン、ナルシス、ヴァイオレット、チュベローズ、ホワイトムスク、カストリウム、ダマセナローズなど

ダマスクローズの象徴する永遠の愛と、カストリウムの象徴するワイルドさの両方を併せ持った香りで、スーフィー派が瞑想する際に使われる香りです。様々なアラビアンスパイスとフローラルアブソリュートを使用し、自分の中にある荒々しい部分と聖人君主な良心的な部分をうまく調整しながら均衡を保つ香りとなっており、瞑想ではこの香りの中で、嗅覚を通じて新たな自己発見を行われます。また、この香りはアラビアでは万物エネルギーの源と考えられています。活力が凝縮された香水で、内面の強さを持つ人に好まれる香りだそうです。

やはりスパイス香がメインなのですが、動物香料とフローラルアブソリュートがうまく絡み合い、なんとも深みのある香りとなっています。カストリウムの香りはごくごく微量で、ラストはほんのりと甘く、妖艶な香りへとなっていきます。

(17/11/2007)

 

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