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Flora Bella / フローラベラ


<香 調> フローラルフレッシュ
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
マンダリン、ベルガモット、ヴァイオレットリーフ、レッドペッパー
ミドル
ローズ、沈丁花、フランジパニ、ブルーフリージア、スイートアーモンド、カシス、チュベローズ
ラスト
バニラ、アンバー、ホワイトムスク



2005年4月発売。ブルーのボトルでボトルの周りがボコボコした形になってます。ちょっとしたことですけれど、これだけでかわいいですよね。ガラスの柱がパール(真珠)の粒で縁取られているんだそうです。色はブルーではあるんですが、水色ではなくて、薄いブルーです。すごく綺麗な色をしています。海に広がる空をイメージしてるみたいですね。

沈丁花(ダフネ)を使用した香りは珍しいですよね。波しぶきをイメージした香りも入ってるなんて記述も見かけましたよ。ボトルのイメージもそうですが、4月に発売になったということで、特に夏を意識してます。 香りもすっきりフローラルで、ヴァイオレットリーフの苦みとかフリージアなんかが香ります。バニラもアーモンドもトップにあるはずのシトラスも陰が薄いく、甘さの少ないシアーフローラルとなっています。海辺でコットンのワンピース着てパラソルでくつろいでいるイメージです。

(02/09/2008)

 

 

Flora Bellaという同名のジュエリーコレクションの他に、とても美しいデザインの器もあるFlora Bellaですが、香りを手がけたのは若き日のBertrand Duchaufour氏でした。そうなると、今一度ゆっくり香ってみたいという気持ちになります。

美しいスカイブルーの液体は経年でくすみ、ベージュピンクのようになってしまいました。色は退色しても香りに変化はなく、瓜系のフレッシュフローラルが広がります。あぁ、この時代はこうした瓜系のフローラルノートがとても多かった、と一気に記憶を呼び起こす香りで、ヴァイオレットリーフのキュウリっぽいグリーンが何層にも重ねられたシアーフローラルとなって広がるのですが、レッドペッパー、アーモンドやカシスをフローラルノートのアクセントにしていたのが、今思うとBertrand Duchaufour氏らしい調香だったのだと思います。今はスパイスを多用していますが、その前から少しユニークなアクセントを好まれていたんですね。ただ、その部分は強くはなく、フローラルノートの中に隠れあの頃の売れ筋だった香りの枠内にすっぽりと収まっています。

言われないと分からないほどBertrand Duchaufour氏の個性を生かし切れていない調香ですが、それはテーマとディレクションがあってのこと。時代に合わせて発売され、時代と共に消えていった香りですが、今発売されていたとしても、この香りは売れないでしょう。流行というのはいつも流行遅れという残酷なニュアンスを残していきます。

(05/08/2020)

 

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