1997年発売で調香はMaurice Roucel。Lionはオーソドックスなものなのですが、ラリックらしくいろいろなバージョンが出ています。馬なんかもあります。ボトルの背面を掘り込み、正面から見た時に浮き出て見えるというボトルです。ラリックは本当にボトルだけ見ても手が込んでいて素敵ですよね。

香りは、付けた瞬間はシトラスにサンダルウッド、パチョリ等が香ります。少しするとシトラスが先に消えて、サンダルウッドとインセンスっぽい香りが残る感じで、どちらかというと目新しい感じではないのですが落ち着いた優しいイメージの香りになります。ライオンの威厳のある香りというほどインパクトはないのですが、しっかりと地に足がついた安心感のある男性のイメージはあるかもしれません。オフィス、スーツ向きですね、どちらかというと。

(04/07/2006)