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Verte Violette / ヴェルト・ヴィオレット


<香 調> フレッシュグリーンフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
ヴァイオレットリーフ、ヴァイオレット、アイリス・・・など
ミドル
ラスト



 

2000年にJacinthe des Bois、Oeillet Sauvageと共に発売されたフローラルシリーズのうちの1つで、現在まで残っているのはこの香り。調香は3種全てAnne Filipoで、彼女はフローラルノートが得意なようです。L'Artisanの中ではMimosa Pour Moi、La Chasse Aux Papillons、Fleur d'OrangerやIris Pallidaも彼女。彼女の調香はOlivia Giacobettiと似ていてレースのように薄い香たちを重ねて美しい香とするのが得意なようで、Jean Claude Ellenaのようにミニマリストです。(出来る限りシンプルなレシピでバランスを取る)

 



グリーンヴァイオレットと名づけられたこの香は、とてもシンプルなヴァイオレットです。確かにシンプルなテーマですのでね香そのものもシンプルなんですよね。ヴァイオレットの瑞々しい香りを存分に表現している、しているのですが模倣レシピのために分解してみるとそこに様々な要素が組み込まれていることが判明しました。それは、ジャスミンやスズラン、アイリスの薄いヴェール。そしてヴァイオレットリーフだけではないグリーンノートと微かなヘリオトロープ。最初は予想以上のウッディノートを感じていたのですが、それらは全て花の中に存在していたのだと気づくまでに時間がかかりました。2013年2月、調香体験セミナーとして再現レシピをご用意致しましたので、是非、中身を覗いて疑似体験をしてみて下さい。Anne Filipoさんの意向が読み取れるかも!

(17/01/2013)

 

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