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No.1 / ナンバー1


<香 調> グリーンフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ヒヤシンス、ガルバナム
ミドル
ローズ、チュベローズ、オーキッド
ラスト
スティラックス、ベンゾイン、ムスク



1989年発売。彼女が得意だった花柄をボトル全体にあしらい、イギリスらしい英国庭園の雰囲気を香りとして表現したもの。香りのメインはヒヤシンスです。イギリスと言えばブルーベルの森があったりヒヤシンスやブルーベルが咲き乱れる庭園があったりしますから。ペンハリガンもブルーベルを作っていますし、ペンハリガンが手がけたイギリスのジョセフの香水もヒヤシンスがメインです。ベースノートはほとんどわからずにトップからフローラルが広がります。広がるフローラルの中でも核はしっかりヒヤシンスで、トップではガルバナムも出ています。甘さを持ったヒヤシンスに少しだけチュベローズが重なる感じでしょうか。とても軽やかでスカートの裾のようにヒラヒラと漂うような軽やかなフローラル。香りはEDPなのですが持続はそこまで長くはなく、ミドルの香りのままで薄れて行きますので、少しくらい多めに使ってもベースだけがどっしり残るということはなさそうです。

No.1の方がガルバナムがある分少しだけクラシカルな雰囲気にも思えますが、全体的な雰囲気はエリザベスWのヒヤシンスにとても良く似ています。もう少しユニセックスにしてシプレを加えるとJosephにも似てくるでしょう。

彼女が亡くなってから香水は廃番となってしまいましたが、このNo.1はそこそこ知名度が高かったと思います。しかし、この香りの発売の翌年にNo.2が発売され、その後に限定品としてNo.3まで発売されていたことをご存知の方は少ないかも。

(28/06/2008)

 

廃番となった後に復刻されたのですが、香りがリフォーミュラされたのかどうかわからないまま、ブランド自体が破産申告となり終了となってしまいました。愛用されていた方も多かったことから模倣レシピに取り組んだことのある香りでした。上記にも記しているように香りの軸はヒヤシンスにあります。そのヒヤシンスの部分が際立って香るグリーンフローラルなのですが、実際にしっかりと中身を確認していくと、彼女のテキスタイルの花柄に相応しく、細かなフローラルノートがたくさん重ねられていたことがわかりました。ヒヤシンスはローズを軸にトップにガルバナム、ベースにハニーノートやシナモン調の香りを組み合わせていくのですが、ハニーノートはスティラックスに代わり、組み込まれています。フローラルノートとしてはスズラン、ミドル以降に香るのはチュベローズ、そしてオレンジブロッサム調の香りやジャスミン調の香りも感じられます。すっきりとしたグリーンフローラルから、クリーミーなホワイトフローラルへと変化し、ムスクに包まれてしっとりと香るというのがNo.1で、テーマはフローラルブーケだったのだろうと改めて感じた香りでした。

随分時間が経過していますが、香りはそれほど変わっておらず、劣化部分もあまり感じられません。お手持ちのボトルがある方は、ゆっくり長く楽しめそうですよ。

(28/07/2020)

 

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