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222


<香 調> ウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 7.5ml
<濃 度> EDP

トップ
ヴァイオレットリーフ、カシミアウッド
ミドル
ミルラ、スティラックス、ラベンダー、ホワイトムスク
ラスト
オークモス、サンダルウッド、バニラ、レザーノート



1930年〜35年の間に発売された香りで、同じ年に111というタイトルも発売されています。この222とはどのような意味があるのかというと、No.222なのだそうです。そう番地や郵便番号とは違い、ただの番号。そう、No.5のヒットにより、タイトルに左右されない香りを・・・ということで番号をつけるというのが流行していたのでしょう。当時のフォーミュラはないようですが、オリエンタルアンバーとして復刻されました。

どこがオリエンタルアンバーなんだか!! と我が嗅覚を疑ってしまうウッディノートでスタートです。とにかく上品で心地良いウッディノートがトップで弾け、瞬間にミルラとスティラックスの甘さが加わります。おが屑のパウダリーというか粉っぽさに少しハニーノートとレザーが重なり、メンズっぽくなりそうな調香であるのにとてもユニセックスにまとめられています。女性であれば芯の強い印象になるかもしれませんが、男性の場合はとにかく温和で少し線の細いイメージが浮かびます。最後まであまりオリエンタルに変化することなくアイリスとなって消えていく品の良さを楽しめる香り。

(30/09/2014)

 

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