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Sortilege / ソルティレージュ


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 3.75、15、30ml
<濃 度> Parfum、PdT

トップ
アルデヒド、ベルガモット、ヒヤシンス、ネロリ、フルーティーノート
ミドル
ローズ、ジャスミン、イランイラン、スズラン、アイリス、ライラック、ヴァイオレット
ラスト
ベチバー、サンダルウッド、シダーウッド、バニラ、トンカビーン、シベット、ムスク



1936年発売の香りで、このブランドの中では最大のヒット作のようで、当時のポスターも多種多様、ヴィンテージの流通量も多い香りです。タイトルは魔術を意味していますので、タイトルに惹かれて手にした方も多かったのかもしれませんね。

 

 

香りはNo.5に似ています。それも、現行品ではなくヴィンテージのNo.5の方です。それは、ジャスミンアブソリュートの含有量が多いからなのですが、明らかに意識して作った、というべきなのか模倣して作られた、というべきなのか悩むところですが、1つ大きな流行が生まれるとどうしても右に倣う、というのが市場の動きですよね。それは今も昔も変わらぬ姿なわけですが、経年を経ても香りは抜群に良いのです。その馥郁たる香りは、Jean PatouのJoyにNo.5を足したような印象も抱かせるほどジャスミンアブソリュートの含有率が高く、豪華そのものです。時間と共に柔らかなパウダリーさを顔を出し、やがてその残り香にオリエンタルなアンバーノートが重なって消えていきます。ある意味、No.5の良さとJoyの良さを兼ね備えた貴重な香りなのかも。

(07/02/2013)

 

 

80以上のエッセンスを使用して作られたのだそうです。NYのStork Jazz Clubのために作られた香りで、タイトルはくじ占いの意味。新たな調香は以下となりました。

トップ:スズラン、ライラック、イランイラン、アルデヒド
ミドル:エジプシャンジャスミン、ミモザ、ナルシス、トルコローズ、アイリス
ベース:インドネシアンサンダルウッド、ラブダナム、ムスク、アンバー

香りは以前のものとは全く違うものになっています。もちろん、ジャスミンのアブソリュートが特徴的だったわけですから、それは使用規制に従ったまでのこと。こちらはオリジナルよりも遥かに可愛らしい香りとしてまとめられており、トップではフルーティーなライラックが軽いアルデヒドを伴って香ります。オリジナルよりもアルデヒドは控えめで、ハニーノートの強いフローラルが少しずつオリエンタルな残り香へと変化して消えていきます。随分可愛らしく生まれ変わったなぁ、というのが第一印象でした。

(01/10/2014)

 

 

 

 


 

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