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Cuir de Russie / キュイール・ドゥ・ルシー


<香 調> グリーンレザリー
<仕 様> メンズ
<容 量> 125ml
<濃 度> 不明

トップ
グリーンノート、フローラルノート、レザーノート
ミドル
ラスト



1977年発売。リッチな香りを醸し出すクラシカルなレザーの香り。何故ロシアなのかと言うとDiaghilevというバレエ団がフランス公演を行った際、彼らの履いていたバレーシューズにレザーが使われていたのだそうです。大成功したその公演からレザーがブームとなったようです。製本にも使われていましたよね。老舗のパフューマリーががルシアンレザーというタイトルで商品化しているのは昔ながら・・・というところなのでしょう。Palazzo Vecchioのレザーもロシアです。

 

 

 

レザーの香水というよりも、彼自身が作ったレザーアコードを香水として使えるものにした、という感じです。トップから爽やかなグリーンノートが広がる、典型的なメンズのレザーです。グリーンノートが香るのはトップのみで瞬間で消えて行きますので、メンズっぽさは薄れていくのですが、それでも典型的なレザーですよ。スエードっぽい柔らかさはなく、バーチタールのスモーキーさもないので、これは天然香料ではなくて調合タイプのレザーの香りなのですが、フローラルノートは全くわからないままカストリウムを加えたようなレザーになって落ち着きます。メンズのラインはサンダルウッド(EdP)とコロン以外は全てEdTなのではないでしょうか?
EdTというよりもコロン感覚で使えそうな軽やかさですので、125mlという1サイズ展開でも納得で来ますし、39ユーロという価格以上に使えそうですよ。持続は2時間程度です。

(02/12/2010)

 

 

キャンドルのレヴューを追加です。基本的に同じ香料を使用しているため、全く同じ香りが広がります。ただ、普通のキャンドルと違うのはその香りの濃度。結構濃く作られているようで、点灯して15分ほどで部屋中がこの香りに包まれます。ルームスプレーは一瞬でしかありませんが、部屋中を瞬間的に香りで包むには最適で、消せば香りも薄れるという使い勝手の良いキャンドルです。1缶使い切りましたが、かなり堪能出来ましたよ。濃厚ではありますが、もともとの香りが軽やかですので、すっきりとした香りになっています。香水の方はメンズっぽい雰囲気なのですが、キャンドルで部屋に広がる香りは鞄や靴をたくさん扱うセレクトショップ的なイメージですので、性別を問わず使える香りだと思います。

身体に付けても2時間程度ならば、2時間部屋中をこの香りにした方が香りそのものを堪能できるのではないでしょうか。香水を気に入られた方は是非ラインでご堪能下さい。

(18/01/2012)

 

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