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Pavot / パヴォ


<香 調> オリエンタルウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 15ml
<濃 度> EDP

トップ
プレシャスウッド、インデイアンサンダルウッド、シンガポールパチョリ、ハイチベチバー
ミドル
ラスト



以前に、Arum(カラー)、Nymphea(ロータスフラワー)と共にLes Florentinesシリーズとして発売されていたポピー(ケシ)の香り。アンバーバニラのArumは20年代風、スパイシーなグリーンフローラルのNympheaは90年代風となっていたようですが、このポピーは70年代風の香りとして作られたオリエンタルな香りです。

70年代と言えば77年に発売されたYSLのOpiumが思い浮かびます。ポピーの花自体は薄く可憐な花弁ですが、アヘンを生み出す花なわけで、ヒッピーたちが麻薬の香りをごますかためにパチョリを使用していたのも有名な話です。そのつながりを彷彿させるスイートパチョリが軸となっていて、柔らかなウッディノート(おが屑のようなパウダリー感はありません)と共に消えていきます。とてもポピーの花そのものからは想像出来ない香りですが、ポピーの花の持つ妖しさのようなものは感じられることと思います。基本的にはシンプルなスイートパチョリ系のオリエンタル香なのですが、ユニセックスで楽しめる香りです。Yuri Gutsatz氏解釈のOpiumなんでしょうね、きっと。

(19/01/2012)

 

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