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Pivoine / ピボワーヌ


<香 調> ウッディフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 15ml
<濃 度> EDP

トップ
不明
ミドル
ラスト



詳細のわからない廃番となってしまっている香りです。現行品のシングルフローラルはほぼ全て瑞々しく透明感のある香りですが、廃番となってしまった過去の香りのたちは重厚感のあるものが多いようです。こちらの香りはベチバーを軸としたウッディフローラルで、トップでは少しグリーンノートが香ります。とても懐かしく感じるクラシカルさを秘めています。決して芍薬の花の香りではなく、古い絵画に描かれた芍薬を、田舎の画廊で観ているような雰囲気で、シプレではないのですが後半はパチョリが効いてきます。Pavotほどオリエンタルな甘さはないのですが、往年の「香水らしい香水」っぽい雰囲気を感じさせてくれます。おそらくトップにはいくつかのシトラスノートが、ミドルにはゼラニウムやローズが少しずつ隠れているのではないでしょうか。

全く芍薬らしくないのに芍薬というタイトルが名づけられているあたり、その裏に隠されたストーリーを読み解きたいのですが、まだまだ謎のままなのかもしれません。

(01/02/2012)

 

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