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Rose The / ローズ・テ


<香 調> フローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 15ml、50ml
<濃 度> EDP、Candle

トップ
グリーンノート
ミドル
ローズ
ラスト
ムスク、ウッディノート



1989年発売。おそらく世界で一番作られているタイプのローズの香水。

あれ? 青くて素敵なローズアブソリュートなのでは・・・?
と、思った瞬間からローズウッドが香りだし(Linaloolだけではなくてウッディノートもあります)ティーローズ系の渋い香りに落ち着きます。確かに生花のティーローズ系はこういった少し渋めな香りがしていますので、生花には近い香りですよ。ローズもアブソリュートではなくて調合香料タイプで、ゼラニウムを少し強めにしているグリーン調のローズアコードが主軸となって香ります。ベースノートのムスクはそれほど強くはなくて全体の1割程度なのではないでしょうか。調合香料タイプに感じますが、明らかに安価な製品群とは香りが違いますのでアブソリュートもきちんと組み込んでいることと思います。(というか、ラストノートはアブソリュート感が復活します)→訂正<アブソリュートでなくローズオットーのようです>

香りに濃厚さがない(厚みもない)ということから、コロンのように気軽なく使えますので、さっぱりとしたシンプルなバラの香りが好きなんだけどコロンよりも持続して欲しい、と思う方に良さそうです。

(30/11/2010)

キャンドルのレヴューを追記です。チュベローズは部屋中が南国に包まれるほど香りのイメージが強く濃厚に広がりますが、この香りはとてもひっそりと穏やかに香ります。グリーンノートも強いため(少しCitralっぽいグリーンリーフノート)、さっぱりとした印象ですね。EdPの方は冬場だと結晶化してしまうほどローズオットーを含んでいるのですが、ローズらしさはEdPの方が強く、キャンドルは青さが際立ちます。それは、EdPの場合時間と共に香りが変化していくのに対し、キャンドルは常にゆっくりと同じ香りを発していくから。グリーンノートが常に感じられるローズです。初夏から夏場に良さそうですね。

(01/02/2012)

 

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