イタリア全土に店舗を持つ薬局のようなコスメ店です。Erbolatoは薬草を取り扱う人のことで、Erbaは英語のGrassです。草なのですが、Erbosteriaとなると薬草(ハーブ)の意味が強くなり「薬局」の意味になります。もうそこかしこにErbosteriaはあるわけですよ。その度に覗いてみたくなってしまいます。香水専門店はProfumeriaで、これも薬局と同じくらい頻繁に見かけます。薬草をベースにいろいろな製品を発売しているわけですが、香水もきちんとラインナップにあります。

公式サイトはイタリア語のみなのですが、「PRODOTTI」→「PER LA BELLEZZA DELLA PERSONA」に記載してある30個のタイトル全てに香水があります。お茶系だけでも、白茶、緑茶、スパイスティー、シダー&ティーと揃っています。同じページの「VISO」はフェイスライン、「CORPO」はボディライン、「CAPELLI」は髪(シャンプーとか)、「CASA」はホーム製品。見ているだけで楽しい製品なのですが、いちいち動画なのが面倒です。その場合はトップの右側「VIA ALL'HOME PAGE」から入ってみて下さい。

イタリア全土の薬局で取り扱いのある製品で、ハイエンドなブランドではなく、低価格なお手軽製品たちです。(15/07/2006)

香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシアに続き、2021年9月10日、日本発売開始となりました。海外の商品を国内販売するということは、輸送費や薬事などの手続きにかかる費用を原価に加えなくてはならない上に、販売店を増やすと人件費や場所代などもかかるわけで、結果として定価の2.5倍ほどの価格となりました。フレグランスは50mlが22.90ユーロ(3,000円ほど)、100mlが32.90ユーロ(4,300円ほど)です。100gが4.5ユーロ(600円)の石鹸が結構人気で、お土産品になったいたような気がします。今はイタリア国内に5,500もの店舗を展開しているそうですよ。まさにイタリア版Yves Rocherといったところです。オフィシャルサイトはイタリア語と英語ですが、イタリア語にすると価格が表示されますので、価格を調べたい場合はイタリア語にしてください。(10/09/2021)