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Rugiada d' Oriente / ルジアダ・ド・オリエント


<香 調> フルーティーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
不明
ミドル
ラスト



オリエントの雫という意味の香りでとても新鮮に感じました。ボトルとパッケージには五重塔のようなものと竹が描かれています。「日本」を意識した香りなのは間違いなくて、メインは竹なのだそうですが、香りはとってもジューシーな梨でした。洋ナシではなくてアジアンペア。そこにマスカットを食べた時の種のような香りがあって、更にシソっぽいハーブも香ります。竹はどこなのかわかりませんが、外国人がイメージした「和」なのでしょうか。夏場にも使えそうなフレッシュでフルーティーな香りです。

価格もそれほど高くはないので、イタリア土産におねだりをするチャンスがある方は、イタリア全土にショップ展開をしているこのお店ならいいかもしれません。誰もが知るフィレンツェのドゥオモの近くにもありますから。

(15/07/2006)

さすがに15年を経て廃番となっていた香りです。久しぶりの香りの印象は上記15年前から全くぶれておらず、アジアンペアとマスカットという組み合わせが渋めなベースに乗って広がりました。この渋めなベースノートはおそらく何かが劣化してしまった香りなのだと思います。以前はフレッシュフルーティーなまま消えていった記憶がありますから。今になれば、マスカットのフレッシュな香りやペアに通じる香りは合成香料名がピンポイントで出てくるほどになりましたが、そうしたフレッシュフルーティーな香りを竹に合わせて使うということがユニークです。日本人には竹にフルーツを合わせるという発想がないでしょうから。トロピカルではなく瑞々しいフルーツが広がる、溌剌とした香りでした。

(10/09/2021)

 

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