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Sampleレヴュー

■Si Lolita (2009年)

またしても強烈なキュート系フレグランスが登場です。四葉のクローヴァーをモチーフとしたボトルの新作はChristine Nagelと Benoist Lapouzaが手がけたスパイシーフローラル。液体は明るいアプリコットカラーでキャップには1950年代の紫のポルカドットパターンプリントと赤い花のチーフが巻かれています。クロエのリボンがヒットした次はこういうもので対抗するんですね。

トップ:マンダリン、ベルガモット、ピンクペッパー
ミドル:スイートピー
ベース:エレミ、アンバー、パチョリ、トンカビーン

とっても可愛らしいフルーティーフローラル。いや、厳密にはピンクペッパーが強く香っていますが、そこまでスパイシーではないのです。トップのマンダリンがとてもジューシーで美味しい感じなのですが、そこから瑞々しいスイートピーの香りに変化します。香りはとてもケミカルで、精油はほとんど使用していないのではないでしょうか。エッセンシャルオイルというよりも合成香料の香りの方が強くてベースノートは仄かなアンバー以外全く出てきません。これは香りとしての評価は低いかもしれませんが、やはりこのボトルにはこういう可愛らしい香りが入ってて欲しいと思わせてくれるのではないでしょうか。ボトル買いで良し、という品作りがやっぱり強いブランドです。

(10/02/2010)

 

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