Lor Paris / ロール・パリ

Sampleレヴュー

Rola Haddadという女性が立ち上げたドバイとパリ、日本をベースとしたパフューマリー。フランスのスクールを出た後、中東で10年以上働いていたようです。彼女は中東に多い苗字ですので、フランスとアラブの血ということで、ドバイとパリというのは納得できるのですが、どうして日本が入っているのかお聞きしたら、なんと彼女のチームの中に日本人のハーフ(コロンビア人とのハーブだそう)の方がおり、その方の視点で日本のミニマリズムをボトルやパッケージに反映したからだそう。

また、ブランド名はL'OR(ゴールド)の意味であり、それを彼女の名前と同じ響きに似せたのだそう。短いブランド名にしたかったのですね。

2019年春、Nathalie Feisthauerさんの調香でSerie001として5つの香りを公開してのデビューとなりました。展示会ではまだボトルへのタイトル印刷が間に合わず、ボトルの底に手書きでタイトルが書かれていたのですが、サンプルの用意は間に合っており、レヴューすることとなりました。

ボトルはブラックでとてもシンプルなミニマリズム。そこにタイトルはブランド名につながるゴールド。もう1つ色があるのはライムグリーン。ボトルの下部には3つの新ボトルが描かれているのですが、それは香りのカテゴリーを表しています。そのために彼女は10個のシンボルを用意したのでした。つまり、ボトルを見れば香りの構成がわかるよ、ということですね。フローラル・ウッディ・ムスクのように。正式なリリースは9月で、100mlのEdPが210ユーロで発売に。(01/07/2019)

レヴュー済みのものはタイトルにリンクあり
Series 001 Petale de Oud (2019年) Musc Fruite (2019年) Dark Mimosa (2019年) Animal Doux (2019年) Oud Latte (2019年)

Special Thanks (Samples提供) ■LOR Paris (from Paris)

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