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Sampleレヴュー

■Cuir de Russie

19世紀の終わりごろに作られた香りですが、今の時代にとてもあっているということで再販となったようです。コサックの皮の香りと白樺の皮で湿気から守られた乗馬靴にインスパイアされて作り出された香り。

トップ:レザー、マンダリン、ペッパー、カルダモン
ミドル:ネロリ、パチョリ、サンダルウッド、シダーウッド、シナモン、ベイリーフ、レザー
ベース:モス、サンダルウッド、レザー、インセンス、ラブダナム、アンバー、ムスク

フルボトルで購入しようかパリのボンマルシェで悩んだ香りです。結果としてレザー以外の香りも強く出ているために購入を見送ったのですが、レザーの前に鎮座しているのはカルダモンとシトラスなんです。トップというか付けた瞬間の印象は下のレビューのUn Parfum d’Aventureと似ていて少しアラビア糊っぽい要素を感じます。時間と共にレザーが出てくるのですが、本音を言えばもっともっとレザーがどっしりと香っていて欲しかったという所です。典型的なメンズのレザー香ではあるのですが、香りのまとまりとしてはとても優等生的だと思います。(21/04/2008)


■Un Parfum d’Aventure

1931年、植民地展示会に向けて作られた香りで、現在発売されるいるのはその復刻品。植民地ということで未知の国へのアドヴェンチャーなわけです。世界中を探検するに相応しく、南米からカリブ海、インドにモロッコと世界中の香料が産地別に使われています。

トップ:イタリアンベルガモット、カリフォルニアレモン、ルシアンラベンダー、グアテマラカルダモン、ブラジリアンピンクペッパー
ミドル:アフリカンゼラニウム、ジャマイカンオールスパイス、セイロンシナモン、セントトーマスピンクペッパー、クローヴ
ベース:ハイチベチバー、モロッコシダーウッド、サンダルウッド、ラブダナム、ホワイトムスク、アンバー

トップから勢い良く広がるのはスパイスとシトラス。スパイスはカルダモンとペッパーにシナモンを加えた感じです。でも、調香に記載のあるものは基本的に香りが「あぁ、あるなぁ」と感じるのでわりと平均的な量で入っているのかもしれません。全体的にスパイシーシトラスでスタートするのですが、時間と共にシトラスの甘み(バニラではなくて)が出てきて、カルダモンにオレンジを混ぜてふんわりとウッディでまとめた感じの香りになって落ち着きます。ベースがどっしりとしていますが、主張は強くはないのでオリエンタルには感じません。でも、ドライになっていないのはラブダナムとアンバーがあるからなんでしょうね。上のCuir de Russieとシトラスとカルダモンという組み合わせが似ていますが、ラストノートの香りは別物です。(21/04/2008)


■Floramye (1905年/1995年)

調香はPierre Armigeantで化学者であったGeorge Darzensとのコラボレートです。古いボトルはBaccarat製だったりしてとてもキレイなものが残ってたりするのですが、この香りは1995年に復刻されたEDTです。オフィシャルには記載がないのですでに廃番なんでしょうけど。

トップ:ガルバナム、アイリス、ベチバー
ミドル:ローズ、ジャスミン
ベース:オークモス、パチョリ、トンカビーン

さっと香った印象ではグリーンのアイリスです。ボトルに描かれているのもアイリスなので、きっとアイリスがメインに作られたんだろうなぁ。トップにツンとガルバナムが香るものの、すーっと引いてうっすらとフローラルが香ります。バニラの甘さではなくてトンカビーンの柔らかな甘さで、オークモスと共に少しクラシカルなシプレ香を出しています。ミドル以降の雰囲気はなんとなくミラーハリスにあってもおかしくないような雰囲気だなぁ。(21/04/2008)


■Esperys (1903年/1911年/2007年)

どうやらもともとはLT Piverの製品だったようですが、同じEric Amouyal社の傘下企業であるE.Coudrayの商品として2007年に発売されたのがこの製品です。E.Coudray社のこの製品は多分LT Piverの製品の復刻なのだろうという論争が世界中にあったり。系列会社なのだからあってもおかしくないです。

トップ:カラブリアンベルガモット、グリーンリーブス、ピンクペッパー
ミドル:ダマスクローズ、フリージア、ホワイトキャラメル、インドネシアンパチョリ
ベース:ホワイトムスク、プレシャスウッド、トンカビーン、ブルボンバニラ

あれれ?付けてみたらとてもE.Coudrayとは思えないクラシカルな香りが漂ってびっくりです。パチョリの効いたクラシカルなシプレから少しグリーン香が出たかと思うと、ミドルではフリージアっぽいものやピーチのかけらのような香りが出ています。そこから今度はパウダリーになっていくのですが、Floramyeよりもクラシカルです。Floramyeの方がグリーンがある分すっきりとしていて、こちらの方が深みのあるパウダリー感。EDTの1mlサンプルなのですが、ひょっとして昔のものなのかなぁ・・・。Piverでも復刻されているのかなぁ。(21/04/2008)

 

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