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Make up & Perfume / メイクアップ & パフューム


<香 調> フルーティーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 75ml
<濃 度> EDP

トップ
プラム、メロン、ピーチ
ミドル
ヴァイオレット、スズラン、ローズ
ラスト
パチョリ、ムスク、カラメル、バニラ



2010年発売で、オフィシャルサイトでの商品名はMP2と略されています。より若い世代に・・・とターゲット層を代えて立ち上げたMicallef Studioというセカンドレーベルから発売されている7種の香りのうちの1つで、この香水に更にパウダーを追加したコフレも2011年に発売されています。

何故、このようなタイトルが付けられているのかというと、画期的な2 in 1の仕組みになっており、ボトルキャップの部分にリップグロスが付いているのです。そう、取り外すことが出来るんですよ。

これは可愛い!!

これがリップグロスではなく、アトマイザーだったとしたら、失くすこともなく詰め替えも簡単で楽だと思いませんか?
また、Make upと謳うだけあって、ボトルの両面はミラー仕様となっているのです。しかも、ミラーの周りはご丁寧にデコが施してあるのですから、流行にもぴったりですよね。

肝心な香りは、もうメロンビーチ系のフルーティーさが弾ける、とても可愛らしい香りで、2000年頃のトロピカルブームが終わり、少しシアー系なフルーティーフローラルが流行していた頃の香りのイメージです。フローラルの軸となっているのはピラミッドの通りにヴァイオレットなのですが、フルーツとバニラが強く、ヴァイオレットらしさはあまり感じられません。(でも、ヴァイオレット系の合成香料がきちんと香っています)
ベースにあるパチョリとカラメルはそれほど強く前には出てこずに、軽いフルーティーフロリエンタルとなって消えていきます。もう少しパチョリが強かったり、オリエンタル香が強かったりすると個性的な香りになるのですが、やはりターゲット層に合わせて、個性よりも一般的な使いやすさを重視した香りなのでしょう。香りもさることながら、ボトルと仕組みだけで手にしたくなるような二重丸の商品。

(29/06/2012)

 

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