*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Sampleレヴュー

■Figue Aoudii (2014年)

これはKalista Incensの香り。彼女はArtganisのマスターパフューマーで、Janaa Incensの娘であり、Borin Incensの妹。つまり、王妃から見たら叔母ですよね。Aoudiiの木がこの国ではFigのことで、専門の栽培業者たちがいて万能薬として用いられていたそうです。

 

 

トップ:ベルガモット、オレンジブロッサム
ミドル:フィグ、イランイラン、ヴァイオレット、アイリス、レザー、シダーウッド
ベース:ウード、サンダルウッド、アンバー、アニマルノート、ムスク

2つあるフィグのうちの1つで、香りは確かにフィグが軸となっています。グリーンかフルーティーかというとフルーティーなフィグの方ではあるのですが、ウッディノートが意外に強く、オリエンタルなレザー系フィグというフィグをスパイスのように効果的に散りばめたような印象を受けます。ヴァイオレットが効いていることで、とてもユニセックスなウッディノートとなっており、ミドル以降はどんどんオリエンタルへさを増していきます。レザーが強すぎるわけでもなく、アニマリックなわけでもなく、Cuir Erindil同様にとてもユニセックスな香りです。(19/11/2015)

 

<Maison Incens Topへ戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜