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Mila Schon / ミラショーン


<香 調> スパイシーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
フルーティー
ミドル
スパイシー、フローラル
ラスト
ウッディ、アンバー、ムスク



この香水を購入するまで、ミラショーンが香水を発売してることを知りませんでした。ブランド名を冠した香りは1980年に発売になっていますが、2002年再発売されています。ボトルと共に香りがリニューアルされたのか定かではないのですが、ボトルはストレート円柱でシンプルですよね。シンプルだけど、綺麗です。

実際につけた感じでは、フェミニン過ぎる甘さやフローラルさは少なく、ペッパーやハーブの入ったフローラルという感じでしょうか。トップのフルーティーさは強くはなくシトラスがある程度です。フローラルがやはり女性的ではありますが、どちらかというとレディースよりのユニセックスという感じがするのは、スパイシーさが特徴的だから。時間が経つと少しロータスフラワーのような香りも感じられるようになり、春夏用のイメージですね。

(04/07/2006)

こんな、とても抽象的なレヴューでは・・・と赤面しての再レヴューなのですが、確かにこれはわかりづらい。まず、スパイシーというほどスパイスは際立たないのですが、ドライでシャープなトップで始まります。ペッパーやカルダモン、コリアンダーなどがシトラスノートと共に弾けた感じで、少しアロマティックなフローラルへと引き継がれていきます。2002年当時は瓜系のフローラルやオゾン系、アクア系が多かった頃なのですが、その印象は少し控え目で、フレッシュフローラルの上にスパイスとハーブを重ねた、というニュアンスです。ベースにある甘さはあるものの、時間と共にアンバーだね、とわかるベンゾイン系の香りが軸で、ゆっくりと薄いムスクと共に広がって消えていくのです。全く可愛らしくない。ひらひらとした花弁が可愛らしいゴデチアの花と撮影してしまいましたが、この香りだった水晶の原石と合わせた方が相応しいのではないかと思うほど、当時はとてもクールな香りだったと思います。

(31/08/2020)

 

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