2006年発売に3つ同時発売となった香りの1つ。

Montana Mood Sensual (フローラルムスク)
トップ:ピンクペッパー、シクラメン
ミドル:オーキッド、ヘリオトロープ
ベース:ムスク、バニラ

Montana Mood Sexy (オリエンタルレザリー)
トップ:ワイルドフリージア
ミドル:ピオニー、モクセイソウ
ベース:レザー、パチョリ

Montana Mood Soft (フローラルアンバー)
トップ:アイリス、アーモンドブロッサム
ミドル:ベルガモット、マンダリン
ベース:アンバー、バニラ

センシュアルはフローラルが強く、セクシーはオリエンタルだムエットで感じた記憶が・・・。でも一番石鹸っぽく感じられたソフトを購入したのでした。ボトルの形状はひねっていて面白いのですが、これは以前からあるボトルを踏襲したもの。肌に乗せてみても「ソフト」なイメージはそのままなのでネーミングはぴったりで、パウダリーさも強くはなく、シトラスも強くなく、全体とてしソフトな感じなのです。トップとミドルが逆な気がしますよね。石鹸系はいろいろありますけれど、暖かい感じのクリーミーな石鹸という印象です。

(15/07/2006)

こういう形のお菓子ってありますよね・・・と、どうしてもその形状が気になってしまうボトルですが、ボトルキャップの上部にブランド名があります。逆に、そこと底しか名を刻める場所はないのです。30mlのEdTはサーモンピンクのグラデーションで、それが香りの印象を表現しているようですが、香りは時代と共にシトラスが劣化してしまっていました。ただ、シトラスが抜けると軽やかなムスクベースが残るのですが、アンバーやアイリスは強くはなく、ほの甘いムスクにシトラスの残り香が重なって広がり、消えていくというもの。そして、その残り香は石鹸のようなスイートムスクなのです。

この香りが発売された頃は、石鹸風の香りが市場を旋風していたこともあり、こうした香りが3つの中にあったのでしょう。

(19/01/2021)