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Mohur / モフール


<香 調> スパイシーフローラルウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 8ml、50ml
<濃 度> Parfum extrait

トップ
カルダモンアブソリュート、コリアンダー、アンブレットシード、キャロットシード、ブラックペッパー、エレミ、トルコローズ、モロッカンローズアブソリュート、ローズアコード(約11%)、ジャスミンアコード、アイリス、アイリスアコード、サンザシ、アーモンドミルクノート、ヴァイオレット、レザー、サンダルウッド、アンバー、ホワイトウッド、パチョリ、ラオスウード、シャムベンゾイン、バニラ、トンカビーン
ミドル
ラスト



2011年発売。ムガール帝国第4代皇帝Jahangirの妻、Noor Jahanをテーマにした香り。影の実力者だった彼女は、皇帝の死後に幽閉されてしまいます。その後の彼女は幽閉された場所で母から教わった香水作りを生涯行っていたのだそうです。

コリアンダーの際立つシンプルで美しいスパイシーローズで幕開けです。サンザシとアーモンドのクリーミーで甘い部分はスパイスのようにアクセントとなって組み込まれ、花々の花弁を艶やかに感じさせてくれます。その奥から次第に香りだすのがレザーノートの強いウードで、このウッディノートもバニラもパチョリも全てがウードを装飾しているのです。ミドル以降はローズ以外のフローラルが薄れてウードを軸としたアンバーウッディノートが残りますから男性でも使えますよ。軸となっている香りがローズとウードですのでMontaleにありがちな香りではありますが、Montaleのウードシリーズよりも複雑でありながらもっともっと繊細に思えます。ウードがスエードっぽいソフトレザーと重なって全体的に柔らかく香っているからかもしれません。

(25/11/2011)

 

 

上記はEdPのレヴューなのですが、以下は2014年に発売されたMohur Extraitのレヴューとなります。タイトルの意味はイギリス統治時代(東インド会社)のコインのことで、15ルピーに相当するものだったとか。それは16世紀のムガール朝で使用されていたコインで、19世紀まで使用されていたそうですが、今では相当な高値で取引されるレアコインになってしまったのだとか。彼女はその時代を切り取って香りにしたようです。(もちろん調香はBertrand Duchaufour氏です)

 

 

その香りは、もっとMontale寄りのローズウードだった記憶があるのですが、パルファムもオードパルファムもスパイシーなカルダモンがスパークした後は一度アイリスとキャロットシードが土臭くパウダリーに香ります。その後でようやくローズウードへと変化していくのですが、フローラルノートがいくつか入っていることもあり、全体的に柔らかくフェミニンに感じられます。ミドル以降、パルファムはオードパルファムよりもグッと深みが増してウードの中の苦味を感じるようになりますから、少しメンズっぽく感じる方も多いのではないでしょうか。一応調香自体は同じそうなのですが、トップからミドルの香り方は大きく違い、オードパルファムに比べてパルファムの方がやはりウードが力強くてパワフルなのです。ただ、肌に残るラストノートはフェミニンさを感じるローズウードの柔らかなフローラルへと変化して落ち着きますのでバランスとしてはユニセックスだと思います。持続はオードパルファムが4時間ほど、パルファムが6時間ほどです。(明らかにパルファムの方が持続します)

 

 

彼女は新しく、商品というよりもギフト需要に向けたのか、セラミックのアクセサリーを手がけました。こちらに香りを染み込ませ、チャームとして利用するというものなのですが、50mlが5万円ほどする商品ですので、そう気軽に使用出来ないのが庶民です。でも、やはり需要は多いというか、ファンが多いようで、アメリカのLuckyscentではわずか1週間で初回納品分が完売してしまったのだとか。ちなみに、上記は8mlのディスカバリーセットのものなのですが、本体はアメジストカラーのボトルにえんじ色のタッセルが付いたものとなっています。限定品としてナンバリングもされているそうですよ。

(09/10/2014)

 

 

2017年秋の展示会で、Neelaのお手伝いをしたというか、手助けをしたお礼として彼女のラインの中で一番高価なパルファムをいただいてしまいました。ボックスの外側にあるPP袋にメッセージを入れて。サンプルボトルは旅行に持って行き使用していたのですが、その詰め替えも出来るかと思うと、これからも旅のお供になりそうです。香り自体の印象は変わらず、パルファムはローズウードでありつつもスパイシーでウッディで柔らかく滑らかに香ります。

(05/12/2017)

 

 

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