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Rahele / ラヘル


<香 調> フローラルウッディシプレ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 60ml×2
<濃 度> EDP

トップ
グリーンマンダリン、カルダモン、シナモン、ヴァイオレットリーフアブソリュート
ミドル
オスマンサスアブソリュート、ローズアブソリュート、マグノリア、ジャスミンアブソリュート、アイリス、ヴァイオレット
ラスト
シダーウッド、サンダルウッド、オークモス、パチョリ、レザー



 

2016年発売。インドのゴルコンダで発見されたブルーダイヤモンドをルイ14世に販売したJean-Baptiste Tavernier (1605-1689)、ムガル帝国の第5代君主の法廷医師として12年間インドで従事したFrancois Bernier (1620?1688)、言語学者であり植物学者であったJean Thevenot (1633-1667)という、17世紀、ルイ14世の治世にインドを旅した3人のフランス人による「ode to exotic travel」がテーマだそう。調香はもちろんBertrand Duchaufourで、タイトルのRaheleはTravelの意味なのだそう。

 

 

このブランドとしては初めて調香を伏せた香りとなりました。オスマンサスを軸に、少しのスパイス、フルーツとフローラルノート、ウッディノートで骨格をアレンジし、最後はシプレになるようにまとめられそう。香りはバニラっぽい甘さの効いたシトラスで始まります。スイートシトラスが際立ち、スパイスはあまりわからず、それ以降は全体が1つの香りとして突出した香りはないままゆっくりと薄れていくのです。キンモクセイの部分はミドルになってそれらしさを感じるようになるのですが、日本のキンモクセイとは違い、もっと全体としてシックなウッディに包まれている感じの香り方で、甘さの加減がとても秋向きです。ダイレクトなキンモクセイではないからこその、奥ゆかしいアレンジだと思います。特に最後は薄っすらと軽やかなウッディシプレが肌に残りますから。

(22/09/2016)

 

 

 

 

 

 

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