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Atelier d'artiste / アトリエ・ダルティスト


<香 調> オリエンタル

<仕 様> メンズ

<容 量> 30ml
<濃 度> EDP

トップ
ラム、コニャック、ブラックグレープ
ミドル
パチョリリーブス、ベチバー、ラズベリー、ヘリオトロープ
ラスト
タバコ、コーヒー豆、バニラ



2006年発売の最初のライン。タイトルは「アーティストのアトリエ」。Christa Patoutの夫がアーティストですから、この香りを作り出したということは自然なことなのかもしれません。夫のアトリエはとても神聖な場所であると同時に恐い場所でもあると彼女は語っています。作品を付く出すのに費やした時間、その経過で生まれる独特の雰囲気。くつろぐ時間もあるでしょうし、厳しく見つめる時間もあるでしょう。そんな相反する感情の渦巻く空間を表現した香りです。

夫の飲むお酒やコーヒー、そして温かみを出すためにラズベリーやヘリオトロープを加えて表現しています。付けた瞬間にすぐ香ったのはベリー系の香りのせいなのか、ブラッククーレープなのか「干し葡萄」っぽい香りでした。

次第に香りは渋さを増し、パチョリのインセンスっぽさ、タバコやベチバーのしっとりと深みのある香りへと変わっていきます。タバコが入るとどうしてもメンズっぽさが増しますよね。そこに、バニラの甘さが加わって、甘めのタバコをくゆらしてくつろぐ姿が見えるようです。ガラムの甘さとはまた別ですが、喫煙者はこういう香りを好むかもしれませんね。女性だとボヘミアンスタイルに似合いそうな香りかも!

(12/12/2006)

 

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