*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Hiroshima mon Amour / ヒロシマ・モナムール


<香 調> スパイシーシトラス
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ユズ、マンダリン、クロロフィル
ミドル
ロータス、シナモン、クローヴ
ラスト
プレシャスウッド、チェリー、ローヤルゼリー



 

2010年発売。同名のフランス映画との関わりは分からないのですが、上記の画像のようにブラックボックスからホワイトボックスに変わった時点で調香が早くも変わっている可能性があります。各国の販売店の情報によると当初の調香はこちら。

トップ:ユズ、プラム、タンジェリン
ミドル:ジュニパー、バーチ、酒、チェリー
ベース:ビーワックス、ムスク、アンバーグリス、バニラ

ホワイトボックスの現行品はボックスに記載されている上記の調香となっています。香りは一言で言うとユズで作ったポマンダーの香りで、クローヴよりもシナモンが全面に出てきます。ロータスはアクアノートではなくて全体を明るくする香料なのではないかと思います。他の要素はあまり感じられないほどシトラスノートとシナモンが強く、「和風テイスト」なタイトルからの想像ではない香りです。これを「日本だ」として表現したのであれば・・・こじつけるならぱ京都の八橋でしょうか。

シナモンの香りがお好きな方には良いのでしょうけど、アート的なイメージのあるこのブランドの中では少し平坦な香りに感じます。当初のように、ジュニパーやバーチの香る香りだったらもう少しアート的に感じていたのではないかと思えてなりません。それでもここまでシナモンが出てくる香水というのはある意味珍しくて個性的とも言えるのですが。

(01/07/2011)

 


 

<Nez A Nez Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜