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Havicat / ハジワット


<香 調> アロマティックウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 15ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
ベルガモット、パイナップル、グレープフルーツ
ミドル
ジャスミン、パチョリ、シダーウッド
ラスト
クリアウッド、オークモス、ティンバーウッド



 

2003年、UNESCOの無形文化財に指定されたトルコの影絵劇、カラギョズをテーマとした3つの香りのシリーズ。黒い瞳を意味するカラギョズは主人公の名前ですが、それが影絵自体の名前となりました。1326年にオスマン帝国最初の首都となった古都ブルサに伝わる伝統的な影絵劇で、二代目のスルタンの時代に始まったとされています。

カラギョズ自体もブルサでモスクの建設に携わっていた労働者がモデルとも言われ、ハジワットとの楽しい掛け合いで一般常識、道徳などを伝えていくという風刺的要素のあるコメディータッチの物語。

登場人物二人目は、ハジワット。どのようなコンビなのか、香りもコンビになっているのかがポイントですよね。

 


Illustrated by Yukiko Rees

 

ムエットで試した時はこちらもとても好みなテイストだったのですが、オレガノやタイムにスパイスを合わせたようなアロマティックなニュアンスの香りが、たっぷりのシトラスを従えて香り、その後はゆっくりと軽やかなアンバーウッディノートへと切り替わっていきます。ベースにあるクリアウッドは近年とても人気のあるパチョリ系のクリアなウッディノート、ティンバーウッドもクリアなアンバーウッディノートです。その2つのウッディノートがシトラスやパチョリと共に、微かなオークモスを添えて肌に残るというのが全体像。やはりカラギョズとはコンビだという香りで、ベースノートには共通するテイストが感じられるのですが、こちらの方がクセが少なくより柔らかです。

(03/04/2017)

 

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