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Chypre Shot / シプレショット


<香 調> オリエンタルシプレ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
カルダモン、サフラン、ベルガモット
ミドル
ピオニー、ブラックペッパー、コーヒー、ブラックティー
ラスト
オークモス、パチョリ、ラブダナム、アンバー



 

2018年11月に発売となった3種のセピアコレクションの1つ。調香はBertrand Duchaufourで全てMartin Hillによる写真にインスパイアされたものでした。その中でChypre Shotは、ニュージーランド北島にあるタナラキ山にある風景で、苔むした大地に火山岩のサークルがある下記の写真がモチーフとなりました。だから、本当にオークモスのエクストラクトが使われています。IFRAのアレルゲン規制で使用量が制限されましたが、アレルゲン成分を除去した天然香料も開発されましたからね。

 

 

スプレーした瞬間にアンバーノートとスパイスが辛いほどに弾け、かなりスパイシーに始まります。それを少し和らげてくれているのがサフランとアンバーで、コーヒーも少し苦みがあるかな、という良きアクセントとなっています。スパイス風の使い方ですね。ムエットで試した際はもっとシプレノートが出ていたように思うのですが、肌では甘さの方が早く出てきました。苔むした風景の中にグリーン香はなく、あるのは湿気です。そう、熱気を帯びた湿気がこの香りの中から感じるのです。シプレというほどオークモスのそれらしさは強くはないのですが、しっかりと欠片が感じられ、基本はオリエンタルなシプレです。

 

 


ボトルはレザーケースに入っているのですが、これはカメラを意識しているからなんですよ。ということで、上記の動画を撮影してみました。

(16/05/2019)

 

 

 

 


 

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