2016年秋発売の香り。タイトルの通りにテーマはアンバーグリーンです。アンバーではなくアンバーグリスノートにグリーンを合わせたもので、トップからフィグリーフに使用されるステモンというグリーンノートがガルバナムや他のグリーンノートと共にスパークします。とても鋭い、刺々しいグリーンなのですが、少し経つとフローラルノートが分かるようになり、丸みを帯びてくるのです。フローラルノートとしてはカーネーションやオーキッド系の香料がメインで、少しグリーンノートは野菜っぽく感じられるのですが、ファラオンという香料がグリーンで少しフルーティーな野菜のニュアンスをもっているのです。最後には、どーんとアンバーグリスに変化するのかと思いきや、あまりアンバーグリスノートは強くならず、グリーンを補佐する形で消えていきます。

(16/11/2016)