他の香りたちはEdTですが、これだけがEdCになっています。彼が自分のために作った香り。

サンダルウッド、アトラスシダーウッド、ベルガモット、ジャスミン、ディルシード、グリーンペッパー、オゾンノート

ある意味とても個性的な香り。オーデコロンはシトラスノートだという常識を覆すウッディ全開の香りで、ウッディノートのドライでパウダリーな香りにオゾンノートがグリーンノートと共に香るというもので、このくすんだハーブ香はディルなのかなぁ。とてもクセの強いハーバルウッディノートです。ジャスミンはアブソリュートではなくてHedionのことなのでしょう。

(11/11/2011)

2012年、EdCからEdTへとチェンジして発売されました。その際に調香も見直され、現在は以下のようになっています。

イタリアンベルガモット、ディルシード、アトラスシダーウッド、ジャスミン、オゾンノート、マダガスカルグリーンペッパー、スズラン、マイソールサンダルウッド

初回の香りと比べると香りクセが柔らかくなり、とても使いやすくて良い香りとなりました。バランスがとれた、という印象です。たっぷりのシトラスノートにアロマティックな香りとスパイスが溶け合い、Lilialのようなスズラン系の香りと軽やかなフローラルノートと共に広がります。オゾンノートもありますが、強すぎる主張ではないため、軽いオゾン系のフロールノートとなって香っています。ミドル以降はウッディノートも感じられるようになるのですが、やはりコロンと名づけるには斬新なテイストだと思います。

(24/01/2013)