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Sampleレヴュー

■Ambra

ジュエリーでアンバーと言えば琥珀。アンバーグリスではなく、琥珀のアンバーをイメージしたいわゆるアンバーらしいアンバー香。

オレンジ、ベルガモット、ゼラニウム、インセンス、ラベンダー、パチョリ、バニラ、ラブダナム、オポポナックス、アンバー

思っていたよりもベタベタ感のないさらっとしたアンバーです。甘さが思ったよりも控えめというか、シトラスが残ってくれているというか。まさかラベンダーが顔を出すとは予想していなかったのですが、アンバーとラベンダーのコンビネーションは昔から良く作られていますから疑う余地もなくぴったりです。シトラスアンバーの典型香から次第にラベンダーアンバーにスライドして消えていくのですが、やっぱりどこかメンズっぽく感じます。7割メンズなユニセックスという所でしょうね。キャロンの方がもっとメンズでラベンダーが強く、こちらはアンバーが強めでラストノートはパチョリとアンバーが残ります。トワレと言えどもこの組み合わせの持続は長いですよ。少しラベンダーが消えてしまうのが早いのですが、飽くまでも楽しむメインはアンバーです。(11/05/2010)


■Onice

コロンと丸いボトルがとても可愛らしいのですが、付け替えのスプレーがあるそうですからPalazzo Vecchioと同じタイプのものなのかみしれません。

シトラス、アニス、ラベンダー、リコリス、ピーチ、パイナップル、ローズ、ナツメグ、ゼラニウム、ヒヤシンス、ジャスミン、イランイラン、ミント、サンダルウッド、ムスク、シダーウッド、アンバー

オニキスにもいろいろな色はあると思いますがオーソドックスなものは黒ですよね。でもこの香りはそのオニキスを全く感じさせないハーバルな香りです。軸となっているのはリコリスで、なんだろう、リコリスの甘さにアニスの甘さ・・・その2つの甘さを薬っぽく感じさせないようにミントとアンバーその他が取り巻いている感じです。くるくるといろいろな香りが香っていて、突出したものがあまりありません。全体としてハーバルアロマティックな香りになっています。バーブ大好きなイタリアらしい香りと言えそうですが、オニキスのイメージを全く感じさせてくれないのはいかがなものか、と。トップからミドルにかけては、Profumi di PantelleriaのNicaにリコリスを大量に投入し、力技でハーバルにした雰囲気です。(11/05/2010)


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