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Metal / メタル


<香 調> グリーンパウダリーフロール
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
ベルガモット、ガルバナム
ミドル
イランイラン、ピーチ
ラスト
ホワイトアイリス、ローズウッド



 

1979年発売。カランドルの10年後に発売された香りで、「メタリックを着る」というコンセプトの元で展開されたファッションショーと連動していたようです。服もバッグも全てがメタルパーツで固められ、新しいモードとして提案されたのですね。

香りは、トップからガルバナムが香ります。強くキーンと突き刺すようなクラシカルグリーンではなく、アイリスがやんわりとパウダリー感を出してまとめていますので、全体的にはややクラシカルさを感じるものの、この時代には全然クラシカルではなかった香りだと思います。ピーチの瑞々しさというのはあまり感じなくて、ガルバナムとアイリスが2トップで香ります。イランイランやローズウッドは香りに丸みを持たせて品良くしている感じですね。時間と共にガルバナムが薄れていきますので、次第にアイリスが強めになって行きます。パウダリーさが強くなるというわけではなくて、ガルバナムが弱まるのですが。カランドルと比較するとカランドルの方が女性的かなぁ。こちらは男性でも違和感なく使える人がいるだろうなぁ・・・という印象を受けます。カランドルの素肌っぽさも男性で似合うでしょうけどね。

華やかなフローラルのフェミニンさではなくて、少しシャープなかっこ良さを感じる香りです。

(04/07/2006)

 

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