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Paco Energy / パコ・エナジー


<香 調> シトラスアロマティック
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
ビターオレンジ、ピンクグレープフルーツ、ネロリ、ラベンダー
ミドル
ジュニパーベリー、グリーングラス、シクラメン
ラスト
シダーウッド、ベチバー、ムスク



1998年発売のユニセックスな香りで、調香は95年にPacoを手がけたRosendo Mateuが引き続き担当。もともとのPacoもこちらの香りもさっぱりシトラスに少しアロマティックノートがあるというのが当時の印象だったのですが、しっかり香るとビターオレンジとスイートオレンジ風のシトラスノートが弾けた後、パインニードルに少しラベンダーを足したようなアロマティック香と、とても軽いウッディムスクとなって肌に残ります。ウッディノートの軸はベチバーで、少量のベチバーをムスクで柔らかくまとめた感じなのですが、あっという間にこのウッディムスクに落ち着いてしまうあたりが日本人には心地良かったのではないかと思います。さっぱりとしたオレンジが、柔らかなウッディムスクへとあっという間に変化するのですから、主張の少ない香りを好んだ人たちには使いやすい香りだったのではないでしょうか。ビターオレンジとグレープフルーツの苦味に好き嫌いが分かれる可能性もありますが、どちらかというと男性の方がフィットしそうな香りだと思います。一見つなぎ目が見えないメタリックボトルがユニークで、見た目で手にした方も多かった1本。

(06/07/2012)

 

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