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Lab i-White / ラボ・アイ・ホワイト


<香 調> シトラススパイシーウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 75ml
<濃 度> EDT

トップ
マンダリン、ベルガモット、カルダモン
ミドル
シナモン、ナツメグ、ミント、ジャスミン
ラスト
ムスク、サンダルウッド、カシミアウッド、パチョリ、アンバー



2008年2月より発売となったメンズの香りです。2006年に発売されたブラックボトルのLabに続くフランカー。ボトルが印象的なフォルムですが、ガラスに金属を巻きつけて色を塗ったという感じで、とても無機質です。そもそもこのLabというのはPal Zileriの中のライン名で、若い世代に向けたカジュアルなラインなのだそう。だから香りも通常ラインよりもターゲットを下げて作られています。

香りはシトラススパイシーウッディでいわゆるファッションフレグランス系にありがちなライトフゼアな印象です。ラベンダーやゼラニウムもないのにそう感じるのは合成香料が要因かもしれません。ミントも強すぎずにスパイスが出ています。少しビターなウッディノートとスパイスが中心で、とても軽やかです。典型的過ぎるほど典型的なメンズ香ですが、このフレッシュさはビギナーにはとっても使いやすい香りだと思います。慣れてくると物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、フルーティーさやフローラルを少し前に打ち出したいわゆる流行系のメンズ香ではなく、もっとオーソドックスな系統であり、主張の少なさがこれから使い始める、という方たちにはピッタリ。

(13/03/2009)

 

 

白かったボトルはキャップ以外がクリーム色に変色してしまいました。もともとクリーム色だったのではないかと思うほど、見事な変色ですが、色褪せた感は否めません。

香りはフレッシュなメンズらしいメンズ香で、フゼアではないのにフゼア調と上記でレヴューしているのは、ラベンダーやゼラニウムではなく、ジヒドロミルセノールなどのフレッシュノートがたっぷりと使用されていることが要因です。トップではナツメグとカルダモンが印象的に弾け、スパイシーなフレッシュフゼア調で始まりますが、香りは次第にアンバーウッディムスクへと変化していきます。EdTらしい軽やかさで広がっていきますが、とても伸びやかなムスクとアンバーウッディノートがフレッシュフゼア調の合成香料を伴って持続をしますので、誰もが一度は使ったことのある、メンズらしいフレッシュフゼアだったのだなぁ、というところ。

(17/06/2021)

 

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