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Sartoriale / サルトリアーレ


<香 調> オリエンタルウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
グリーンアップル、グレープフルーツ
ミドル
ヴァイオレットリーフ、ローズ、スズラン
ラスト
サンダルウッド、ベチバー、オークモス、アンバー、ムスク



発売の年についても香料についても、情報がバラバラで確証が得られません。オフィシャルサイトの情報もいい加減で、3つの香水の調香が全く同じになってしまっています・・・。

この香りはオリジナルのフランカーで、オリエンタルな大人っぽさをしっかり出した香りとなっています。一番強く香るのはアニスなんです。アニスとウッディですから、印象としてはロリータレンピカのマスキュリンに近いのですが、こちらはスエードの手触りのような、温かく、とても柔らかな感じがします。メンズフレグランスの中では、比較的王道系のふんわりとした甘い香りではありますが、上品で冬場はスーツにフィットするはずです。

(13/03/2009)

 

 

仕立て屋というタイトルを付けた2005年発売の香り。ボトルは大きいけれど、下のガラスの部分だけが香水で、その上半分はプラスティックで、さらに上にキャップがあるという底上げのようなスタイルです。

久しぶりの香りはアニスも香りつつですが、アンバーオリエンタル系の部分が強く、カシュメランというアンバーウッディムスク調の香りが強めに出ています。調香を追記したのですが、どうもその調香なのかどうかもあやしい香りで、香りの軸はカシュメラン、アンバーウッディノート、オイリーなウッディノートが重なっているように思われます。フローラルノートの中でも感じられるのはヴァイオレットリーフではなくヴァイオレット調の香りで、それがメンズらしいフレッシュノートに包まれたまま、オイリーなウッディオリエンタルに重なって広がっていくのです。大きな特徴はないけれど、量産品にありがちだったテイストで、その他の香りの中に埋もれてしまった香りだったのだと思います。でも、個性がない分、どのようなスタイルにも合わせやすかったのではないでしょうか。

(16/06/2021年)

 

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