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Viaggio d'Africa / ヴィアッジョ・ド・アフリカ


<香 調> アンバーウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
レモン、ベルガモット、ピンクグレープフルーツ
ミドル
アイリス、ジャスミン
ラスト
トンカビーン、シダーウッド、ガイヤックウッド、ハイチベチバー、イモーテル、リコリス、アンバーグリス



2010年発売の4つのCollezione Privata(プライベートコレクション)の中の1つで、イタリア語でアフリカ旅行と名づけられた香り。4種のEdTは春夏秋冬を表現しているのですが、その中でのこの香りは秋ですね。

シトラスノートは強くはなく、あっという間に消えてアンバーノートが香りだします。 香りの系統的にはアンバウッディなのですが、イモーテルの甘く苦いカラメル香がウッディノートに重なっており、ミドルノートのアイリスのパウダリー感やジャスミンらしさはほとんど判りません。この中の甘さはベタベタしたバニラではなく、もう少しさっぱりとした甘さではあるのですが、ウッディノートがしっかりしているため、甘苦さが深みを以って際立ちます。秋冬の季節にはこういった温かみを感じられる香りが強いたくなるものですよね。コートを羽織るくらいの季節に活躍しそうです。

(20/10/2011)

 

 

試した瞬間、こんなにグルマンだったかと意外に思ったほど、カラメルで始まりました。いや、このカラメル香はイモーテルではなく、合成香料だと思います。劣化したカラメル臭ではなく、とてもグルマンで美味しいカラメル香で、そこにウッディノートや様々なアクセントが添えられているというスタイルで、秋をテーマにアフリカを作ったら、赤茶けた大地と温かみをこうしたオリエンタルで表現したとしてもおかしくはありません。Pal Zileri自体があまり奇をてらわないテイラードですが、これは個性を前面に出した香りでした。

秋になって桂の葉が落ち葉となって積る。その葉はカラメル香を発するようになります。まさに秋にぴったりなオリエンタルウッディです。ただ、香りの変化はあまり大きくはなく、少し単調に感じられるかもしれません。

(16/06/2021)

 

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