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Donna Margherita / ドンナ・マルゲリータ


<香 調> フローラルムスク
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 7.5ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
ジャスミン、チュベローズ
ミドル
チュベローズ、ナルシス、フランジパニ
ラスト
アンバー、アイリス



2013年発売の最初の香りの1つ。ラファエロの愛したパン屋の娘、マルゲリータをテーマとした香り。彼自身は亡くなるまで独身だったそうですが、結構派手な女性関係だった様子。その中でも有名なのがこのマルゲリータです。

女性の肌は白く滑らかな香りで表現したいと思うのが世の常。クリーミーなホワイトフローラルのチュベローズにジャスミンを合わせ、すっきりとしつつもクリーミーで甘いフローラルブーケに仕立てたようです。香りはトップからチュベローズだけではなくナルシスも香り、少し特徴的なクレゾール香がありますが、全体としてはとてもシンプルながら綺麗なまとまりのフローラルブーケで、チュベローズだけではない、ジャスミンだけではない、でもチュベローズとジャスミンが調和している静かでフェミニンなフローラルブーケとなっています。チュベローズがアブソリュートなのかどうかがポイントだったのですが、天然香料らしさはあまり感じられません。だからとても綺麗なのです。

(20/06/2016)

 

久しぶりに肌に乗せた香りは、チュベローズがたっぷりのフローラルブーケとなって広がりました。チュベローズに欠かせない湿布香は控えめで、全体的にとても美しいフローラル感のあるチュベローズで、上記にも記載した通りにアブソリュート感がないことで透明感すら感じられるチュベローズとなっています。ウエディングにぴったりなホワイトフローラルブーケで、時間と共にジャスミンとナルシスの欠片が感じられるようになります。そこからは、チュベローズの残り香をベースに広がるホワイトフローラルムスクを経て、スイートフローラルムスクとなって落ち着きます。

チュベローズをメインとしたフレグランスの特徴の1つとしてあるのは、ココナッツの香り。このチュベローズアコードにはココナッツがあるものの、そこまで強く感じられるものではなく、どちらかというとピーチに近いラクトニックな香料をムスクに重ねて足しているようなニュアンスです。だから、最後までココナッツが強く感じられずに優しいスイートムスクなのです。

(21/02/2023)

 

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