Pissara Umavijaniが2016年に立ち上げたフランスのパフューマリー。彼女はタイのチュラーロンコーン大学を卒業したというタイ人で、大学卒業後は高級品、香水を含めた貴金属や宝飾品を扱う企業に勤めていたようです。その傍ら、昔から好きだった調香を学び、3種の香りでデビューしました。

彼女の父はタイで書籍をいくつも執筆しているMontri Umavijaniという近代詩人で、彼女は父の詩へのオマージュとして香りづくりを始めたそう。幼い頃から感性豊かに育てられたことは想像にたやすく、それが香りへとつながるとなると、わくわくしてきますよね。ブランド名はタイの古い言葉で天上の楽園という意味で、06年に亡くなられたお父様を偲び、父の詩を喜びと平和、愛へと変えて香りを届けることに。

春の展示会では、スルーしてしまったブランドだったのですが、秋の展示会でブースを訪れました。彼女は常に忙しかったため、会話はせずにスタッフの方からサンプルを頂いたのですが、後日、展示会でお披露目されたばかりの来年リリースのサンプルを合わせて送付くださいました。50mlのExtrait de Parfumが295ドル、395ドル(295、395ユーロ)で発売に。(17/11/2016)

EdPは185ユーロ(205ドル)で発売に。Fleur de Lalitaは250ユーロとなるそうです。(30/10/2017)