*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Djhenne / ジェンネ


<香 調> オリエンタルウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
グレイラベンダー、シルバーミント
ミドル
セリンガ、ココアビーン
ラスト
ブルーシダーウッド、ウィート(小麦)アブソリュート、ミルラ



欠番となっていた22番が10周年記念に発売となりました。そう、2002年創設のブランドにとって今年は10周年記念なのです。DjHenneというのはアフリカのマリにある都市の名前でジェンネと読むようです。サハラ交易の要となっているこの都市はラルチザンが作ったタンブクトゥの近くであり、肥沃なデルタにある島のオアシスだそうです。太陽の降りそそぐオアシスの香りだからグリーンフローラルやラベンダーがあるんですね。そしてブルーシダーウッドを使用してレザーっぽいウッディノートにしているようです。

というような前置きの説明を読んで香ると、トップからスイートウッディが心地良く広がります。え? ラベンダーだったの? と思う程度の通りすがりの残り香な雰囲気でラベンダーが過ぎ去り、ミントは感じないままカカオの甘さと微かな苦味、そこにどっしりとウッディノートが重なります。時間が経過してもさほどイメージが変わらないのですが、シンプル過ぎるというほどの香りではありません。また、ウッディノートは少し甘くした方が肌馴染みが良いと思っているのですが、これは結構甘めな部類です。グルマン系なわけではありませんが、画像のような乾いた大地に広がるオアシスでは、こうした甘さが欲しくなるのかもしれません。乾いた大地では甘さが日本より感じられませんので、かっこよく香るのかもしれませんよね。褐色のイメージなスイートウッディですから、黒人の方の肌にはぴったりな香りだと思います。

(21/09/2012)

 

<Parfumerie Generale Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜