オリジナルの発売から10年を経て作られたフランカー。PG11 Harmatan Noirのテーマはスパイシーなミントというサハラをテーマとしたものでした。でも、11.1はインドへとテーマを移し、インドと言えば・・・というサンダルウッドを生かした香りとなりました。

ミントもスパイスも全てが「アロマティック」というくくりにまとめられ、少しメンズのフゼアにも通じるテイストを感じさせるアロマティックウッディとなっています。サンダルウッドに使われるココナッツの香りは、タイ料理でも顕著ですが、スパイスを覆い隠してしまうんですよね。辛味を感じさせないというか。香料も同じで、スパイスだけでなくハーブも覆い隠してしまうパワーを秘めています。フゼアっぽいニュアンスを感じますがメンズとなっているわけではなくユニセックスで、ありそうでないフレッシュで甘いという夏でも楽しめる香りとしてまとめられています。

フルボトルは久しぶりの購入となったのですが、ラベルが変わりました。また、ラベルの裏にはロゴがデザインされ、裏面から見ることが出来ます。また、キャップも一回り大きくなり、スプレー部分もシルバーからブラックに変わったりとプチリニューアルしています。ボックスの両サイドにもロゴが入りましたし。

オリジナルを所有している方でも、全く違うアプローチの香りですから、共に楽しめますよ。

(25/08/2016)