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Le Sillage Blanc / ル・シアージュ・ブラン


<香 調> グリーンシプレレザリー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
オレンジブロッサム、ネロリ、タバコ、アルテミジア、ガルバナム、レザー、アンブレットシード、パチョリ、オークモス
ミドル
ラスト



 

2017年発売。白の残り香というタイトルの香りは、父の残した詩にインスパイアされたもの。恋人の腕に抱かれている間、光に包まれているようだ、と。柔らかな自然の光を表現したものですが、最初のタイトルはグリーンだったのだそう。彼女は僕と同じくかなりのヴィンテージコレクターで、インスパイアされたのはRobert PiguetのBanditだと言うのです。しかもヴィンテージの。

 

 

往年のレザーノートであるイソブチルキノリンを使用したグリーンシプレレザリーです。Banditよりも軽やかなグリーンシプレで、ユニセックスな香りとなっています。Banditの深みはなく、グリーンシプレの部分を強くしたというか、フローラル感を減らしている雰囲気ですね。光の明るさはBanditにはありませんから。トップから溢れるタバコとアルテミジア、ガルバナムのグリーン。そこに重なるレザーとシプレノート。全てがクラシカルな古き良き時代の面影を感じるものであり、全てがとても良いバランスで香ります。こういう香りが今の時代に新作として発売されるのはとても嬉しいこと。コピーではなくオマージュとして彼女の解釈ですから。

(18/11/2016)

 

 

最初の一本はどれに…と選んだ結果、ヴィンテージへのオマージュというこちらを選びました。クラシカルなグリーンシプレに、これまた往年のレザーノートを合わせた香りは、品の良さを感じるクラシカルな香りそのものなのですが、時折ふとアニマリックにも感じられる箇所があることに気づきました。それはおそらく微かに入っているであろうクレゾールっぽい香り。それは、オレンジブロッサムやナルシスの香りを表現する中で微量に加える成分なのですが、それがリアルな草っぽさ、アロマティックさを印象付けてているように感じられます。とてもユニセックスなまとまりで、且つクラシカルですが、レザーノートはヴィンテージ品ほど強くはありませんので、レザーが苦手な方でも楽しめる香りとなっています。

 

 

ボックスの中には、しっかりと固定された形でボトルが収められているのですが、ぴったりすぎて紐がないとボトルを取り出すことは出来ません。ちょうど絵の中にボトルが収まる形はキレイですよね。

(11/06/2019)

 


 

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