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Tea Rose / ティーローズ


<香 調> フローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 56ml
<濃 度> EDT

トップ
ローズ、ベルガモット、リリー
ミドル
ローズウッド、チュベローズ
ラスト
シダーウッド、アンバー、サンダルウッド



1975年発売。低価格でグリーンなバラの香りと言えばこれ。バラの系統であるティーローズはもう少しスパイシーですからティーローズ系のバラというよりは文字そのままのバラ紅茶風に感じられます。トップからラストの差はなくほとんど香りは変化せずに終わりを迎えます。

(04/07/2006)

後日確認したところ、バラ紅茶ではなく、ティーローズ系のバラに近いスパイシーさを感じました。やはり、バラ紅茶というよりも、クセのあるティーローズ系のバラの香りなのですね。ただ、ティーローズ系のバラは芳香にクセがあるので好みは分かれそうです。

(30/10/2006)

スプレーした瞬間、これこれ・・・と記憶が一瞬で蘇りました。ダマスク系とは少し違いますが、ティーローズ系のアコードとしては秀逸というか、これで十分でしょう、と思える香りです。グリーンノートが生き生きと広がり、ローズのローズらしい部分はトップで薄れて青さが肌に残りますが、ローズらしい残り香ですので、最後までローズを楽しめます。持続もそこそこあり、調香にあるようなオリエンタルウッディな残り香にはならないため、シンプルさを楽しめます。

シングルローズのフレグランスとしては他に類を見ないほどのロンドセラーで、後年になってEdPが発売されました。今ならばパルファムが発売されても需要があるのではないでしょうか。

ただ、生々しいほどのティーローズのため、フレグランスとしては物足りなさを感じる方もいるかもしれません。その場合は他の香りを重ねてベースを強化したり、Tea Rose AmberやJasminを重ねたりしても楽しめるはず。ボトルやスプレー部分がもっと洗練されたスタイルになってリニューアルしたら、まだまだ売れ続けることでしょう。

(27/10/2023)

 

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