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Bergamotto di Calabria / ベルガモット・ディ・カラブリア


<香 調> シトラスウッディムスク
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EdP

トップ
ベルガモット、ペティグレン、ピンクペッパー、山椒
ミドル
オレンジブロッサムウォーター、ネロリ、オレンジブロッサムアブソリュート、ジャスミンアブソリュート
ラスト
アイリス、サンダルウッド、ベチバー、ムスク



 

2018年に発売された3種のイタリアンシトラスコレクションの中の香り。

 

 

カラブリアを旅行した際、出来るなら最高級のベルガモットを楽しみたいと購入した香りでした。ビターオレンジとレモンを交配して生まれたベルガモットは3つの品種があります。通常はコールドプレスの後に濾してオイルを分離するのですが、この香りにはスポンジ法と言われる、自動化される前まで実際に行われてきた手法で得られたオイルが使用されています。それは、海綿スポンジに吸収させて集めるというもので、短い動画ですが下記のイメージでしょうか。そのオイルはジャスミン調のフルーティーノートを有していると言われているんですよ。圧搾したオイルの表面をスポンジで吸って採集する、という方法もあるようです。

 

 

 

 

香りは、まさにベルガモットパラダイス。でも、ベルガモットだけではなく、もともとのビターオレンジ風の部分が補填され、植物というかフルーツそのものに近くなっているように感じられます。現地で飲んだベルガモットのジュースはとってもビターでアロマティックでしたから。そのイメージにつながる香りでありながら、ベースにはサンダルウッドムスクがあり、最後は柔らかく肌に残るのでした。

 

 

今年、3種のイタリアのシトラスが発売され、Cedroもカラブリアに産地があるのですが、年中楽しめるのはこれかな、と選んだのでした。シンプルな香りに見えて、でも実はその辺にはないオイルを使用しているというのが、Perris Monte Calroならでは。ジャンカルロ氏は実際に現地へ赴き、オイルを試しているのですから。あからさまではない豪華さが、本当にリッチな人々の醸し出すエレガントなのだと、このブランドから学びました。

(19/11/2018)

 

 

 

 

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