*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Naiviris / ナイビリス


<香 調> パウダリーウッディムスク
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
レッドアイリス、ゼブラウッド、サンダルウッド
ミドル
ラスト



2010年発売。タイトルはおそらく造語でしょう。このレッドアイリスはアイリスではなく、Kigelia Africanaという右の画像のような樹木だそうです。アフリカではメジャーで愛されている樹木みたいですね。その香りとゼブラウッドという樹木の香りありきで作られたもののようです。

Kigelia Africanaはソーセージの樹とも呼ばれていて、細長いソーセージのような実を付けます。でも、見た目は真っ赤なノウゼンカズラだよなぁ・・・と思ったらやはりノウゼンカズラ科でした。ゼブラの木はその名の通りに縞模様の木目が綺麗で広く木材として利用されている樹木のようです。香りはとても美しいパウダリーなウッディノートになっていて、樹木をノコギリで切った時にあふれ出てくる樹木そのもののフレッシュな香りがアイリスと共に香ります。生命力を感じる瑞々しさで、ウッディノートを多用する彼らしい香りと言えるでしょう。ドライなわけでもなく、アンバーウッディノートに頼るわけでもなく、セクシーにまとめたウッディノート。ただ、1番ステキな部分の持続はあまり長くありません。ラストノートもステキだとは思うのですが・・・。基本ウッディノートがお好きな方向けですね。

(12/07/2011)

 

 

Kigelia Africanaという植物は、葉から抽出したエッセンスや果実のエクストラクトは、肌の鎮静作用があったり、抗酸化作用が期待され、コスメに使用されているのだそう。どの部位からのものなのかわかりませんが、エクストラクトを使ってみました、という商品です。香りは以前のレヴューからブレておらず、トップでは美しいアイリスがパウダリーに香り、そこからおが屑のようなウッディノートへとスライドしていきます。使用されているフローラルノートはあまり他を邪魔することのないスズラン系のホワイトフローラルで、リネンのように軽やかに香り、優しいスイートムスクとなって肌に残ります。結構ムスクも強く入っていたんですね。おが屑感とムスクとなれば、日本人には馴染みやすい香りなのではないでしょうか。

(11/12/2018)

 

 

<Pierre Guillaume Paris Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜