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Antonia / アントニア


<香 調> グリーンフローラル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 17.5ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
ジャスミン、ローズ、イランイラン、アイリス、グリーンアイビー、ガルバナム、バニラ、ベチバー
ミドル
ラスト



2010年発売。Annie Buzantianによる調香で、力強くポジティブだけど優しさに溢れた女性像をグリーンフローラルで表現したそうです。

 

 

25%でありますが、やはりガルバナムはトップでスパークします。ジャスミンに少しローズを加え、アイリス、ベチバーにガルバナムというアクセントで組まれた歴史的な香りはChanelのNo.19がありますが、こちらとの一番大きな違いはバニラがあることです。フレッシュで明るいグリーンフローラルなのではなく、どこかずっしりとしたバニラの効いたグリーンフローラルなのです。ガルバナムとバニラという組み合わせは初めてなのですが、ベチバーがあると調和が取れるようで、とても相性の良いまとまりとなっています。ミドル以降にアイリスがパウダリーに香りだすと70年代風のクラシックで重厚感のあるテイストへ変化していきます。でも、最終的にはやはりNo.19と似た雰囲気となって終わる気が・・・。(28/01/2016)

 

 

ブランドの10周年を祝い、世界中のジャーナリストたちに17.5mlの香水がプレゼントされました。好きな香りを・・・ということで、最後まで迷ったのはメンズのMでした。どちらも古典的なスタイルで、時代に流されない香りたちなのですが、10年後もきっと好きだと思う香り・・・という視点で選んだのがアントニアだったのでした。

展示会で会うからその時に・・・と申し出たのですが、荷物になるだろうから送付しますとのことで、お送り下さいました。メッセージカードには、展示会でお会いする皆さんのサインがあり本当にスペシャルなギフトとなりました。このスプレーには、上記画像のブラックケースが別途あり、そちらに収納して持ち運ぶというスタイルとなっています。もちろんグリーンボトルのままでも良いのですが、さらに上を目指してラグジュアリーにしているんですよね。そうか、これならはトップに記載した3つのホルダーが98ユーロでも買う人がいそうです。飾ることもまたラグジュアリーだと。

 

 

香りの印象は、以前と多く変わらないのですが、トップからとてもラグジュアリーです。どうしてもNo.19という印象が抜けず、誰もがそう感じるものだと思うのですが、こちらの方がより輪郭は明確ながら上品で、滑らかに香るのです。No.19はローズも香り、フローラルノートが豊かなのですが、こちらの方がガルバナムが効いていて、ベースのシプレ感がない分あっさりとしているのです。ただどちらもガルバナムとアイリスがフローラルノートと香り、ベチバー調に落ち着いていく様子は似ていますので、No.19をもっとモダンに、カジュアルリッチに使いたい方にはぴったりだと思います。

(17/08/2017)

 

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