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Sheiduna / シェイドゥーナ


<香 調> オリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 3ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
レモン、タンジェリン、ブラックカラント、アルデヒド、ブルガリアンローズ、ゼラニウム、クローヴ、クミン、ベチバー、パチョリ、アンバーウッディノート、フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラ、トンカビーン、バニラ、ムスク
ミドル
ラスト



2015年9月15日、イタリアの展示会の後、オーナーのJan Ewoud VosがパリのCecile Zarokianのラボを訪れ、彼女に次の香水の依頼をしたのだそう。コンセプトとして出てきたキーワードはShe、Sheika(イスラムの女性)そしてDune。そして誘惑という意味のSeductionも。それらをつなげた造語がタイトルとなりました。

 

 

その後、Jan Ewoud Vosからイメージを記したハガキが届き、彼女はイメージを固めて調香を始めたそう。1月30日に最初の試作品が完成し、それを元に2月25日にはBを、更にBを洗練させた形へと変化させて完成品としたという流れを全てオフィシャルサイトで公開しています。最終的に濃度は27%に決定したこと、その後3ヶ月かけてIFRAとEUの基準をクリアしているのか検査したこと、だからリリースが秋となったことなど・・・。春のアメリカでのワークショップでCecileはこの香りを初お披露目したのですが、リリースはまだでした。9月のPitti Fragranzeで公開されてようやく2016年秋より発売開始です。ファーストコンタクトから1年でリリースまでたどり着くのは早いのではないかと思いますが、それだけ順調だったということでしょう。

 

 

当初、ラブダナムがメインのオリエンタルだというニュースだったのですが、香ってみるとオリエンタルではありますが、メインはラブダナムではなく樹脂系のアンバーノートにあります。Blackとはまた別のオリエンタルさで、アンバーウッディノートを軸に、ベンゾインやミルラ、バニラを配置してアンバーノートを作り出し、そこにアクセントとしてフローラルノートやパチョリ、ローズを盛り立てるようなゼラニウムなどを配置したという感じです。フローラルノートは主役ではなく飽くまでもアンバーノートの中に溶け込んだアクセントに留まり、トップでこそシトラスが瑞々しく弾けましたが、ミドル以降はどんどん典型的なアンバーノートへと変化して落ち着きます。少しパウダリーさもあるし、甘さもあるし、樹脂らしいテイストもあるし、とても典型的。このラストノートがお好きな方はそれで充分だと思うのですが、シンプルなローズくらい重ねてもセクシーになると思います。持続も抜群なパルファムですから。

 

 

彼らは、たった一つのサンプルのためにランチボックスと題した素敵なボックスを用意していました。ほとんどがクッションで入っているのは冊子とサンプル、漏斗のみなのですが、ジュエリーにはジュエリーボックスが必要だよね、と香水を作った後にパレロワイヤルのブティックを作ったSerge Lutens氏の言葉を思い出しました。そこに力を入れるのがこのブランドらしさだと思います。

(23/09/2016)

 

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