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Cuirelle / キュイーレッレ


<香 調> ウッディレザリー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 15ml
<濃 度> EDP

トップ
ソマリアンフランキンセンス、インドネシアンパチョリ、ブルボンベチバー、ヴァージニアシダーウッド、シナモン、ビーワックスアブソリュート
ミドル
ラスト



 

レザーそのもののエッセンスではなく、レザーのもつ力強さや手触りをネコのようなしなやかさとハニームスクで表現したもの。

確かにレザーそのものの香りではないのですが、レザーノートがお好きな方であれば安心感を覚える香りだと思います。スイートウッディノートに薄くレザーノートが重なっているという感じですので、力強いメンズ香になっているわけではありません。とてもマルチに使いやすい優等生的な香りなので、これだったらユニセックスで使えるよね、というもの。スペインはレザーの産地ですから、どうしてもレザーをテーマとした香りが必須となります。彼らはMon Cuirという香りも発売しているのですが、そちらと比較するととても大人しいレザーと言えるでしょう。

(15/03/2013)

 

 

2010年発売。いつもレザーに魅力を感じていたというラモン氏は、2つのレザーの香りを作り出しました。1つはMon Cuirですが、もう1つはこの香り。レザーというのはシャープだったり、スモーキーだったりしますが、シダーウッドとバニラで焼けたスエードの香りを補てんしていくと、なんとも滑らかで柔らかくなります。そこを目指したレザーのもう1つの魅力という香り。

 

 

Mon Cuirと共に2つのレザーをバルセロナの本店で求めたのですが、それはやっぱりスペインだったから。そして2つをゆっくりと比較したかったから。Mon Cuirもどっしりというほどダークでハードなレザーではないのですが、それよりも増してフェミニンにも感じられるほどハニーを利かせてまろやかに仕立てたレザーです。Mon Cuirを香ったあとではレザーっぽさを感じられないほどレザー感は薄く、キャラメルハニー調の香りが薄い薄いヴェールとなってレザーを包み込んでいます。フランキンセンスやパチョリ、ベチバーなどの主張も大きくはなく、全てが1つに溶け合っています。Mon Cuirがドライな分、 こちらは対照的な香りにしたんですね。

(07/11/2017)

 

 

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