Revillon Freresが1723年、ParisのSaint honore通りにて創設したフランスでも由緒ある毛皮ブランド。王室御用達の毛皮メーカーとしてスタートし上流階級にヒットしたことで、パリ、ロンドン、ニューヨークと店舗を広げ、1903年にカナダに拠点を移す。大手にはよくある買収劇を何度か経験し、このカナダでは今は毛皮産業の衰退して美術館となっているそうですが、ブランド自体は様々な経緯を経て、1982年Coraという企業に買収された際に社名をCora Revilonとなり、更にそこから独立をしてスイスの持株会社によって細々と続いています。

香水事業のスタート時期は分からないのですが、一時期Parfum Caronと同じグループ企業傘下だったこともあり、国内ではカネボウのカウンターで商品が取り扱われていたはずです。有名なのはAnouchka、Detchema、Turbulences辺りですね。 (09/03/2010)

Caronと同じ傘下だったわけではなく、なんとRevillonがCaronを買収していたのだそう。その他にもParfums Millotまで。香水はIFFによってDetchemaが2012年に再販となったのを最後に、それ以降の香水はないのですが、2012年にはAndrew Heatherがデザイナー、ディレクターとなりブランドは続いています。オフィシャルサイトがないため、現状がつかみにくいブランドですね。(22/04/2021)