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Palindrome I / パリンドローム1


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
シチリアンレモン、シチリアンマンダリン、カカオビーン、ソマリアンフランキンセンス、トルーバルサム、エチオピンオポポナックス、アンダルシアンシスタス、アンブレットシード、バニラティンクチャー、サンダルウッド、トンカビーン、アンバーマックス
ミドル
ラスト



2017年に発売された最初の香り。1から3はRodrigo Flores-Rouxによる調香です。タイトルのPalindromeは回文の意味で、彼が出かけた友人のパーティーで、子どもの頃に遊んだ遊びについての話題になった時、これを思いついたのだそう。電灯の明かりの中にブラックを潜ませる、光と影はいつも一緒ですが、そうではなくて暗闇から発せられる光と平和のメッセージというのがテーマで、言語が違う人々が共感できるものにしたかった、と。世界を照らし始めるかもしれない灯りを、世界中の子どもたちが遊ぶ回文という言葉に込めて、作られた2つの香りでスタート。

 

 

肌で香りを楽しんだ後、服などに残った残り香でまた楽しめるというこちらの香りは、トップからラブダナムが強く香るアンバーオリエンタルとなっています。トップでこそシトラスが輝きますが、それら全てを包み込んでいるのがブラックをイメージさせるエッセンスたちで、ラブダナムを軸にバルサムノートやオポポナックス、フランキンセンスをあしらうことで少しスモーキーでレジンっぽいニュアンスにまとめ、アンバーマックスという近年流行しているパワフルなアンバーグリスノートでアンバーグリス調のアクセントを添えている、というもの。ただ、ラブダナムのどっしりとした香りはミドルで薄れ、柔らかで仄かにパウダリーなラストノートになりますので、まとまりとしてはユニセックスですよ。

(13/04/2017)

 

 

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