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Sampleレヴュー

 

■Racing Green (2017年)

元F1ドライバーだったというスイス人レーシングドライバーClay Regazzoniが、Simone Scaglietti家に招かれた日の思い出。彼の人物像に焦点を当て、サンダルウッドの新解釈というメンズにしたようです。

トップ:ベルガモット、ラベンダー
ミドル:ローズ、ジャスミン
ベース:サンダルウッド、アンバー、ペッパー、ミルラ、シナモン、バニラ

ラベンダーがマスキュリンに香ってスタートした少しオリエンタル調の香り。サンダルウッドが主軸になるまでに時間がかかり、ラベンダーが薄れてからはハニーとシナモンがアクセントとなったアンバーが主軸となります。それでもとても香りは軽やかで、オリエンタルというよりはセミオリエンタルといったところ。サンダルウッド・・・確かにミドル以降に香っていることはわかるのですが、アンバーノートの方が強くてサンダルウッドが霞んでしまっています。それにしても、こちらも何故グリーンなのでしょうか。やはりレーシングのチームカラーでもないようです。(14/11/2017)


■Racing Orange (2017年)

一番有名な250 Testarossaをテーマとした香り。1957年型の250テスタロッサはオークションで11億円以上の値がつくそう。

トップ:オレンジ、ペッパー
ミドル:ローズウッド、サフラン
ベース:バニラ、パチョリ、ベンゾイン

オレンジというカラーに合わせたジューシーなオレンジがトップで弾け、そこからクローヴでもシナモンでもなく、サフランアンバーというシトラススパイシーアンバーの変化球な形となって広がり、落ち着きます。クリスマスのポマンダーのイメージにつながっていく系統の部分を、サフランとペッパーに置き換えたことで、そういう系統ではあるものの、新しさを感じさせてくれるものとなりました。サフランと言えばウードやレザーに合わせたくなるのですが、そうしたものにつなげなかったのも良かったのかもしれません。(14/11/2017)


■Racing Yellow (2017年)

若くして亡くなったGilles Villeneuveというカナダ人レーシングドライバーが、Simone Scagliettiの家に招かれた日の思い出。それはフィグの実る、真夏の日曜日のことだったそう。

トップ:オゾン
ミドル:フィグリーフ、フィグ
ベース:ミルラ、バニラ

トップのオゾンがどれほど強いのかが好き嫌いの分かれ目になると思うのですが、香りとしてはあまり気にならないほどのアクセントとして使用されたオゾンです。ただ、少量ながらとても持続が良い合成香料ですので、フィグが消えてもオゾンは残ります。全体としての印象としてはやはりフィグですね。フィグ系フレグランスとして成り立つ、きちんと軸を立てた調香で、ココナッツの甘さがフィグを盛り立てています。ココナッツは持続をせず、全体的にはEdCのような軽さであっさりと消えていきますので、その点も含めて夏っぽいのかな、と。ただ黄色の印象は全く感じませんでした。ちょっとして彼のチームカラーなのかな、と思ったのですが、調べたら赤でした・・・。何故イエローなの? (13/11/2017)


■Racing Steel (2017年)

女優のIngrid Bergmanと映画監督のRoberto Rosselliniとの出会いを香りにしたもの。彼らは工場を見学に訪れたそう。

トップ:ヴァーベナ、オレンジ
ミドル:ネロリ、サンダルウッド
ベース:ミルラ、バニラ、シナモン、パチョリ

シトラールが弾け、鮮やかなイエローで始まりました。ヴァーベナのさっぱりとしたシャープな部分は持続をしませんので、一瞬で消えてネロリへとつながっていきます。ネロリのもつシトラス風な残り香が少しシナモン調のオリエンタルベースに重なって香るのですが、このシナモン調のオリエンタルノートがこのブランドの共通ベースで、そこにミルラを合わせているのがとてもユニークです。こちらもスティールのイメージには程遠い香りでしたので、もう少しタイトルを工夫したら魅力値もアップするのではないでしょうか。タイトルからしたらメタリックなタッチがあっても良さそうですもんね。 (13/11/2017)

 

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