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Rose de Petra / ローズ・ドゥ・ペトラ


<香 調> スパイシーフローラル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ローズオキサイド、ポメグラネイト、ライチ
ミドル
ブルガリアンローズ
ラスト
ペッパー、カルダモン、クミン



 

2013年発売。ヨルダンにあるぺトラ遺跡と言えば誰もが思い出すのがインディ・ジョーンズ「最後の聖戦」ではないかと思うのですが、ぺトラは岩の意味で、現地では遺跡のある場所が、時間によってピンクに見えることからバラ色の遺跡とも呼ばれているそうです。だからぺトラにローズを合わせたのかもしれません。

 



一番気になるのはローズがどれほどローズらしく香るのか、クミンはどうか、というスパイスとローズのバランスが重要視されるわけですが、こちらは可愛らしいフルーティーフローラルなローズではなく、やはり彼らしいテイストにまとめられています。スパイスもクミンは強くはなくローズオキサイドというメタリックなローズ香料を少し感じさせるスイートローズとなっています。想像していたよりもハニー系の甘さが強く、ザクロっぽい感じというよりはあっさり目のグルマンと言った方が伝わりそうな香り。スパイスが思いのほか控えめで、全体的に緩やかに柔らかく香ります。この香り方は・・・そう、EdPですが結構高濃度のようなのです。パルファムに近い濃度なのではないでしょうか。ちなみに、ボトルの中央にあるスワロフスキーはピンクとなっています。そこもこだわりなんでしょうね。

(30/07/2015)

 

フルボトルでの再レヴューです。香りは確かにスパイシーというよりもハニーローズが軸となっているのですが、ローズがローズらしくないというか、ローズ風フローラルに留められていることでユニセックスに感じられるのかもしれません。そして、以前よりもローズオキサイドを強く感じられるのです。特にミドル以降、メタリックな要素が強まりますので、その部分が可愛らしいフルーティーフローラルにしたくなかった彼の意志なのだと思います。

(07/12/2018)

 

 

 


 

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